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高橋御山人の百社巡礼/其之七拾九 奈良・初瀬 「大和の出雲」に菅公鎮まる
- 古からの父祖ゆかりの地に菅原道真公が自ら鎮まり「コンテンツの聖地」となった初瀬
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Original Recording
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Story
奈良県桜井市、大神神社の神体山・三輪山の南麓の初瀬の地に、天武朝創建の古刹として名高い長谷寺がある。その参道西の山の中に、與喜天満神社が鎮座している。天満神社の名の通り、祭神は菅原道真公であるが、他の天満宮のように「怨霊鎮め」の為に建てられたのではない。長谷寺の鎮守・瀧蔵権現の勧めによって、自ら雷神としてこの地に鎮まったという。それは、当地の道真公の出自との深い関係による。長谷寺参詣の土産として古くから親しまれ、今も参道で売られている「出雲人形」という土人形があるが、それは近隣の出雲集落で作られている。大和にあって出雲という不思議な名を持つこの地は、古代、当麻蹴速との相撲の為に出雲より呼び寄せられ勝利した、野見宿禰ゆかりの地で、皇后の葬儀において、殉死に代わって埴輪を供える事を提案した話が、日本書紀にある。これが出雲人形の発祥とされ、野見宿禰の子孫は土師氏を称した。その後、土師氏の一部は、菅原氏を名乗る。道真公はその出身である。道真公は、父祖ゆかりの地に自ら鎮まったのである。なお、與喜天満神社は、中世、神前で連歌の行われる場所としても名高かった。歌人としても名を轟かせた道真公は、連歌の守護神でもあったのだ。更級日記では夢告を授かる場所としても描かれる初瀬。古の「コンテンツの聖地」巡礼記。
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高橋御山人の百社巡礼/其之七拾九 奈良・初瀬 「大和の出雲」に菅公鎮まる
- 古からの父祖ゆかりの地に菅原道真公が自ら鎮まり「コンテンツの聖地」となった初瀬
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Release date: 01-06-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之九拾弐 阿波に眠る水の女神・アマテラス
- 五角形の祭壇を頂く古墳を拝む阿波一宮は、天照大神の葬儀を伝える
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 34 mins
- Original Recording
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Story
諸国において最も格式が高い神社とされる一宮だが、時代による変遷等の影響で、一国に複数存在する場合もある。阿波国には四社存在し、その一社、大麻比古神社は、当シリーズの第弐拾五社「阿波から安房へ 神祀る忌部と聖なる『大麻』」で紹介した。今回取り上げる八倉比売神社(やくらひめじんじゃ)も、阿波一宮の一社である。当社は、徳島市西方の杉尾山に鎮座するが、麓には阿波史跡公園があり、縄文時代から中世にかけての巨大遺跡が存在する。徳島有数の古墳地帯で、「国府町」の地名の通り、阿波国府があった場所でもあり、古代、繁栄した地であった。社殿は、前方後円墳の前に立っており、その古墳は「奥の院」と称され、上にこの地域の特産「阿波の青石」で築かれた、五角形の祭壇が鎮座している。また、当社に伝わる古文書には、何と天照大神の葬儀の様子が事細かに記されている。これらを踏まえ、当社の古墳こそが、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓とする説もある。さらに、折口信夫によれば、天照大神は三種に分かれるが、阿波ではその一つ、水の女神として信仰されているという。、すぐ近くに五角形の井戸を持つ「天乃真名井」があり、かつては社殿の瓦に龍の浮彫があったなど、水との関わりは深い。特異な「神の死」伝承の意味を考える。(カバー画像のイラストは日本神話と邪馬台国を題材とする小説「ラスト・シャーマン」の著者・長緒鬼無里氏による。同作品には高橋御山人の解
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高橋御山人の百社巡礼/其之九拾弐 阿波に眠る水の女神・アマテラス
- 五角形の祭壇を頂く古墳を拝む阿波一宮は、天照大神の葬儀を伝える
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 34 mins
- Release date: 16-05-2018
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之六拾九 埼玉・滑川 宅地開発迫る月の輪殿の館跡
- 首都圏郊外・東武東上線「月の輪駅」 その由来を伝える神社と九条兼実の伝説
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 29 mins
- Original Recording
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Story
東京から埼玉県北西部へ伸びる東武東上線。その比較的終点に近いあたりに、月の輪という不思議な名前の駅がある。当駅は埼玉県比企郡滑川町月の輪にあり、その地名の由来を伝える月輪神社が近くに鎮座する。社殿は一段高い場所に建っていて、その基壇になっている部分は、調査の結果古墳である事が分かっている。神社の創建は、白鳳時代に大宮・氷川大社を勧請したことにより、主祭神は氷川大社と同じスサノオノミコトである。その次に挙げられている祭神として、月輪兼実(つきのわかねざね)の名がある。これが地名と神社名で由来であるが、月輪兼実とは、平安末期から鎌倉初期にかけて活躍した公卿で、藤原氏五摂家の一つ九条家の始祖・九条兼実のことであり、出家後京・愛宕の月輪寺に隠棲したため、月輪殿という別名がある。当地には、その月輪兼実が一時居を構えていたという伝承があるのである。神社と道路を挟んだ位置にある天台宗月光山福正寺は、神仏習合時代には神社と一体のものだったと思われるが、その境内にある勢至堂には、兼実が常に尊崇していた勢至菩薩が祀られている。そこには狛犬の代わりに、勢至菩薩に仕える兎の像が置かれていて、兼実伝説の真偽は別としても、月の信仰が確かにあることが窺われる。首都圏の開発の波が押し寄せる、郊外の地名に秘められた、伝承の謎を解く。
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高橋御山人の百社巡礼/其之六拾九 埼玉・滑川 宅地開発迫る月の輪殿の館跡
- 首都圏郊外・東武東上線「月の輪駅」 その由来を伝える神社と九条兼実の伝説
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 29 mins
- Release date: 01-03-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之四拾弐 宮崎・椎葉 「ヤル気」満々 平家の落人
- 宮崎の秘境・椎葉村 那須与一の弟と合流した平家の落人達は、再起を図る意欲満々!!
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
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Story
宮崎県西部、険しい山の谷あいにある秘境・椎葉村。伝承によれば、壇ノ浦で敗れた平家が落ち延び隠れ住んだが、源頼朝の命で那須与一の弟・大八郎が追討にやって来る。が、狩猟や焼畑など、山の暮らしで精一杯で、戦闘意欲を捨てた落人達を見て、便宜を図り、ともに暮らしたという。大八郎は、落人達のために、平家繁栄のシンボル・厳島神社を勧請さえした。さらに、平家の女官である鶴富姫と結ばれ、一子設けたという。大八郎はやがて頼朝の召還命令により椎葉を去るが、鶴富姫は娘に婿を取り那須姓を継がせ、その子孫が代々椎葉の庄屋を継いだ。その那須家の江戸時代の邸が今も椎葉に残っており、「鶴富屋敷」と呼ばれている。しかし、この鶴富屋敷や、椎葉村北部の十根川集落は、斜面に石垣を築いて屋敷を構えており、まるで山城に見え、十分に戦闘意欲を感じさせる。十根川には、大八郎御手植えと伝わる樹齢八百年の杉が聳える十根川神社があるが、これは彼らが再起を図ることを誓った記念碑のようにも見える。神仏習合色を残した神楽や、呪術性の強い正月行事、猪のお供えなど、山深い地ゆえの独特の文化が見られ、柳田國男も「後狩詞記」を著し「日本民俗学発祥の地」と言われる椎葉。その源泉たる「落人のエネルギー」を探る。
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高橋御山人の百社巡礼/其之四拾弐 宮崎・椎葉 「ヤル気」満々 平家の落人
- 宮崎の秘境・椎葉村 那須与一の弟と合流した平家の落人達は、再起を図る意欲満々!!
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Release date: 15-05-2018
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之八拾 パワースポット見直し論(特別対談)
- 神社の祭神は「パワー」溢れる古の人々 それを目指して自ら「パワー」を発するべし
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 31 mins
- Original Recording
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Story
近年各地の神社が「パワースポット」として注目を浴び、それを目的として老若男女が参拝している。場所によっては、連日人が押し寄せ、縁結びや運気向上を願っている。あるいは「パワー」を得る為、境内の石に手を当てているような光景もまま見られる。こうした事は、近代以前からあり、神社信仰、文化の一側面ではある。しかし、それに偏重し、それをもって神社の主体のように思うのはいかがなものであろうか。神社に祀られる神々の多くは、過去実在した人物である。百社巡礼でも何度か取り上げた菅原道真公や安倍晴明公はもちろんの事、各地に祀られる氏族の祖神や開拓の祖神もそうであるし、天照大神ですらも実在の人間とする神道家もいる。そうした過去実在した人々は、皆、抜きん出た「パワー」に溢れた人々であり、だからこそ後世に語り継がれる実績を残し、神として祀られて来たのである。鬼や邪神とされた「まつろわぬ民」であっても、時代の趨勢によって敗者となっただけで、同じことである。彼らは皆、時代時代を精一杯生きて、何らかの大きな結果を出したのだ。今を生きる我々は、彼らを祀る神社でただ「パワー」を貰おうとするのではなく、彼らを畏怖し、目標として、自らも「パワー」溢れる存在となり、精一杯生きて行く必要があるのではなかろうか。神社における「パワー」の意義を再考。
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高橋御山人の百社巡礼/其之八拾 パワースポット見直し論(特別対談)
- 神社の祭神は「パワー」溢れる古の人々 それを目指して自ら「パワー」を発するべし
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 31 mins
- Release date: 01-06-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之七拾五 茨城・行方 有角蛇・夜刀神 物語に生きる魂
- 常陸国風土記の「まつろわぬ」角のある蛇・夜刀神 「物語化」によって魂を語り継ぐ
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 33 mins
- Original Recording
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Story
霞ヶ浦と北浦に挟まれた、茨城県南部の行方市。古より行方郡と呼ばれ、常陸国風土記にも、沢山の物語が掲載されている地である。その一つに「夜刀神」の物語がある。継体天皇の時代、箭括氏麻多智(やはずのうじまたち)が、谷あいの土地を開墾し田としようとしたところ、頭に角のある蛇「夜刀神(やとのかみ)」が沢山現れ、妨害した。そこで麻多智は夜刀神を打ち殺して追い払った。そして山と田との境界の堀に杖を立て、山を夜刀神の土地、田を人の土地とすることを宣言し、麻多智が子々孫々神として祭ることとした。さらに、孝徳天皇の時代、壬生連麿(みぶのむらじまろ)が、この谷の池に堤を築こうとした時には、池のほとりの椎の木の上に夜刀神が群がって登り、去ろうとしなかったので、壬生連麿が工事で使役していた人々に打ち殺すよう命ずると、逃げ隠れた。このような話が書かれている。麻多智が神を祭った場所は、行方市玉造の愛宕神社と言われており、その手前に湧く泉が、壬生連麿が堤を築こうとした「椎井の池」だという。謎多き夜刀神の伝承であるが、同じ風土記の行方郡の記事には、数多くの「まつろわぬ民」が登場し、彼らとの関係が窺われる。また、彼らを討つ日本武尊の記述も多いが、風土記では日本武尊を「天皇」としている。物語に託された古の人々の魂を読み解く。
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高橋御山人の百社巡礼/其之七拾五 茨城・行方 有角蛇・夜刀神 物語に生きる魂
- 常陸国風土記の「まつろわぬ」角のある蛇・夜刀神 「物語化」によって魂を語り継ぐ
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 33 mins
- Release date: 28-04-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之六拾壱 岩手・三陸 津波にも残ったアイヌの痕跡
- アイヌの「イナウ」酷似の神宝、津波に耐えた奇跡の一本松、その「シンボル」の意味
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Original Recording
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Story
東日本大震災による津波で凄絶な被害を受けた、岩手県の大船渡市。その郊外の漁港近くに、尾崎神社が建っている。式内社・理訓許段神社(りくこたじんじゃ)と目されるこの神社は、社会学者・田村浩氏や、民俗学者・谷川健一氏によって、アイヌの祭祀具「イナウ」そっくりな「稲穂」の神宝を収蔵する事が知られた。その箱には「えぞ」の習俗を伝えるものだという歌も添えられている。この尾崎神社も、東日本大震災の津波によって大きな被害を受けたが、この「イナウ」のような神宝は奇跡的に残り、その後、高橋御山人も直接会った事のある北海道のアイヌの長老・アトゥイ氏による、アイヌ式の犠牲者供養の儀式が、宮司立会いの下、神社境内で行われた。大船渡の隣、陸前高田市の氷上神社も、理訓許段の神を祀る神社である。2015年10月には、震災後初めての、五年に一度の大祭が行われ、高橋御山人も参加した。市街の大半が失われ、氏子の多くが亡くなったが、各方面の尽力により、何とか大祭を行う事が出来、郷土芸能「虎舞」も披露された。被災地を嵩上げ造成し、復興が進められる陸前高田。そのシンボルとなっているのが津波に耐えた「奇跡の一本松」である。「イナウ」や「奇跡の一本松」、そして「神社」。そこに共通する、共同体の記憶を留める「シンボル」としての役割を考察する。
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高橋御山人の百社巡礼/其之六拾壱 岩手・三陸 津波にも残ったアイヌの痕跡
- アイヌの「イナウ」酷似の神宝、津波に耐えた奇跡の一本松、その「シンボル」の意味
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Release date: 04-01-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之四拾八 高知・香南 烏の秘儀と「魔法の都」
- 全国で唯一残った「お烏喰神事」。呪術師が集う「魔法の都」。土佐の呪術の深層!!
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
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Story
高知県の香南市に、若一王子宮という神社が鎮座する。近郷八村の総鎮守で、鎌倉~南北朝時代に、紀州熊野より勧請されたと見られている。若一王子は、若王子ともいい、熊野三山で信仰される神の一柱。この神社で特筆すべきは「お烏喰神事」である。それは、海水で禊し、結界を張った神社に籠って球形の餅を作り、深夜、祈祷した後に本殿の屋根の上に供えるというもの。すると、熊野より二羽の烏が飛来し、餅を食べて行くといい、早朝、宮司がそれを知らせる。烏は、熊野の神の使いとされ、それは三本足の「八咫烏(やたがらす)」ともされている。この神事は、熊野三山の一つ・熊野速玉大社と、京都の若王子宮の三ヶ所で行われていたが、現在では高知の若一王子宮にしか残っていない。また、近隣の赤岡には、神主や巫女、僧侶、漂泊の芸能民、大工等が住んでいたことを示す地名が残っている。その中心には、土佐特有の呪術師「博士(はかしょ)」を統率する博士頭・芦田注連太夫の屋敷があり、摩利支天を祀り中臣祓を行うという、神仏習合の呪術を司っていた。土佐北東の山間・物部村に伝わる陰陽道の色彩が濃い民間呪術「いざなぎ流(百社巡礼其之七参照)」との関係も深い。時を超え、呪術の国・土佐の深層へと降りる旅。
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高橋御山人の百社巡礼/其之四拾八 高知・香南 烏の秘儀と「魔法の都」
- 全国で唯一残った「お烏喰神事」。呪術師が集う「魔法の都」。土佐の呪術の深層!!
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Release date: 01-08-2015
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之七拾参 福岡・朝倉 古代の鳥人 羽白熊鷲
- 日本書紀に現れる、翼を持って空を飛んだという人物・羽白熊鷲 古代九州の鳥人伝説
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 33 mins
- Original Recording
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Story
日本書紀には、羽白熊鷲(はじろくまわし)という、不思議な人物が現れる。翼を持って空を飛び、民を脅かしたため、三韓征伐の前に、神功皇后に討たれたという。日本書紀によればその拠点は「荷持田村(のとりたのふれ)」であり、福岡県朝倉市、秋月城跡近くの「野鳥(のとり)」という地名は、その名残だという。同じ市内の筑後川近く、蜷城(ひなしろ)の地には美奈宜(みなぎ)神社が建つが、その地名は、神功皇后が川蜷(かわにな)によって城を作り、攻めて来た羽白熊鷲を水攻めにして滅ぼしたため「になしろ」といい、それが訛ったものという。羽白熊鷲を滅ぼした後、神を祀る場所を求めて、一羽の白鷺を放し、その降り立った場所に建てたのが、美奈宜神社とされる。朝倉市内には、もう一つ美奈宜神社がある。それは羽白熊鷲の拠点であり、討たれた地ともいう古処山(こしょさん)の山裾にある。そこで神功皇后が熊鷲を討った事を神に奉告したのが、この神社の始まりという。この神社から山を登ったダム湖の畔には、羽白熊鷲ものとされる墳墓もある。隣の筑前町には、三韓征伐にあたり兵を集めたが、神の障りによって集まらず、祭祀をすることで集まったという伝承があるが、その召集に、羽白熊鷲が応じなかったため討たれたという伝説もある。日本神話唯一と言っていい、鳥人伝説の伝承地案内。
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高橋御山人の百社巡礼/其之七拾参 福岡・朝倉 古代の鳥人 羽白熊鷲
- 日本書紀に現れる、翼を持って空を飛んだという人物・羽白熊鷲 古代九州の鳥人伝説
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 33 mins
- Release date: 01-04-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之九拾 まつろわぬ「鬼」達 日本史の裏側(特別対談)
- 作品の多くに共通するテーマ「まつろわぬ民」や「鬼」。その頂点に「天皇」が!!
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 43 mins
- Original Recording
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Story
本シリーズも第九十社。テーマは言うまでもなく「神社」だが、作品の多くに共通するテーマとして「まつろわぬ民」や「鬼」がある。それは高橋御山人が長年運営しているWEBサイト「邪神大神宮」のテーマでもある。いずれも朝廷や幕府といった時々の権力に容易には従わなかった人々であり、本シリーズは第一社からしてアテルイがテーマで、各地の土蜘蛛を度々取り上げ、鬼女紅葉、酒呑童子、温羅等、「鬼」そのものも数多く紹介した。隼人の首領とされる弥五郎どんや、飛騨の両面宿儺等、「まつろわぬ」族長の影が濃い存在も登場している。傀儡子師や木地師といった、非農耕非定住の漂泊民も取り上げた。彼らも農耕定住を基盤とする日本の歴史的統治体系からすれば、一種の「アウトサイダー」であり、「まつろわぬ民」や「鬼」につながっている。非農耕の産鉄民をテーマとした回もあるが、農耕民から異様に見られた彼らは、「鬼」のルーツの一つである。こうして振り返ってみると、その一つの極、頂点に、後醍醐天皇という存在が浮かび上がって来る。天皇という体制の頂点にありながら、体制を破壊し再構築しようとした後醍醐天皇こそ、究極の「まつろわぬ」存在であり、「鬼」ではないか。そしてそれは、一般の認識とは異なる「天皇制」の別側面の象徴でもあった。「日本史の裏側」を透視する特別対談。
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高橋御山人の百社巡礼/其之九拾 まつろわぬ「鬼」達 日本史の裏側(特別対談)
- 作品の多くに共通するテーマ「まつろわぬ民」や「鬼」。その頂点に「天皇」が!!
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 43 mins
- Release date: 01-08-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之五拾七 山梨・上野原 「異界の民」が神輿を担ぐ
- 「ヤンキー」と「自宅警備員」の「百鬼夜行」!神社が結ぶ土着民と異界民の邂逅
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Original Recording
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Story
平成二十七年九月、本対談の聞き役・盛池雄峰が居を構える、山梨県の東端・上野原市中心部の牛倉神社で、例祭が行われ、高橋御山人も参加した。例祭は、市内を巡る勇壮な神輿で知られるが、盛池雄峰の居住地の町内では、過疎化・高齢化もあって、神輿の担ぎ手が不足しており、毎年近隣の東京都八王子市から、多くの若者も含めた担ぎ手がやって来る。神輿というものは、比叡山延暦寺の僧兵や、日吉神社の神人などによる強訴に使われ、千年近い昔から「荒々しい」側面も強いが、当神社の神輿も少なからずそうである。そして、僧兵や神人の如く、担ぎ手にも「荒々しい」者が少なくない。多くの祭に付き物の、見るからに荒々しい「ヤンキー系」の人々もいれば、見た目はそうでなくとも、僧兵や神人の如く「社会の不穏分子」となり得る「自宅警備員」など、地元の人々からすれば異様な面々である。妖怪達の「百鬼夜行」のモデルは、このようなものに違いない。だが、そうした「異類」達が、必要とされ、活躍する。神社や祭というものは、古より、そのような社会の結節点としての役割があった。当神社の祭神たる牛頭天王も、外より来る「来訪神」だが、それは、こうした「異類」達の遠い先祖である。大都市八王子から数駅にして、過疎化の進む上野原、そこに新たなる神事として再浮上する、古き類型を見る。
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高橋御山人の百社巡礼/其之五拾七 山梨・上野原 「異界の民」が神輿を担ぐ
- 「ヤンキー」と「自宅警備員」の「百鬼夜行」!神社が結ぶ土着民と異界民の邂逅
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Release date: 01-11-2015
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之六拾 神奈川・鎌倉 戦に明け暮れし親王最期の地
- 山中を転戦し鎌倉幕府を討った護良親王は、その後失脚し捕縛され、鎌倉で最期を遂げた
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 31 mins
- Original Recording
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Story
源頼朝が幕府を開いた古都・鎌倉。その一角に、鎌倉宮なる神社が建つ。祭神は、大塔宮護良親王。紀伊半島の山中を転戦し、鎌倉幕府討幕に大きく貢献した、後醍醐天皇の皇子だ。その功により征夷大将軍に任じられたが、足利尊氏と対立、後醍醐天皇とも反目した為、失脚。皇位簒奪の罪を着せられて捕えられ、鎌倉へ送られた。鎌倉では尊氏の弟・直義が身柄を預かったが、鎌倉幕府の執権・北条氏の残党が反乱を起こすと、将軍に擁立される可能性があったため、直義の手の者に殺害されてしまう。その愛妾・雛鶴姫が落ち延び、子を産んで亡くなったという伝説は、「其之四拾六山梨・上野原 南朝悲話と弔いの舞」で取り上げた。その護良親王を、「王政復古」を成し遂げ南朝正統を打ち立てた明治政府により祀ったのが、鎌倉宮である。その境内には、古くより護良親王が幽閉されたと伝えられる土牢がある。史実かどうかは定かでなく、皇族の扱いとしてはあまりに酷い点も疑問だが、崇徳院や菅原道真と並ぶ大怨霊ともされたことを考えれば、頷けなくもない。このような鎌倉宮であるが、一方で、厄除の御利益があると強く信仰されてもいる。鎌倉宮の獅子頭のお守りのおかげで、九死に一生を得たという報告も境内に掲示してある。宗教と政治・軍事、あるいはご利益信仰といった、鎌倉宮を巡る諸事象を考察する。
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高橋御山人の百社巡礼/其之六拾 神奈川・鎌倉 戦に明け暮れし親王最期の地
- 山中を転戦し鎌倉幕府を討った護良親王は、その後失脚し捕縛され、鎌倉で最期を遂げた
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 31 mins
- Release date: 04-01-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之九拾九 三重・斎宮 最高位の巫女 斎王の真実
- 古、皇族女性より選ばれ、伊勢の神宮に仕えた斎王。その衝撃的な真相とは?!
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 31 mins
- Original Recording
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Overall
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Story
朝廷には、かつて「斎王」という制度があった。天皇の即位に伴い、その在位中、未婚の皇族女性が最高位の巫女として、伊勢の神宮に仕えるものである。起源は、朝廷黎明期、宮中より天照大神を遷し、皇女・倭姫命が遍歴の末に伊勢に祀ったという神宮の創建伝承にあるが、歴史的に確実に遡れるのは、天武天皇の治世である。最盛期は平安時代だが、平安後期には衰退し始め、後醍醐天皇の治世を最後に断絶した。斎王は、年数回の祭典の他は、神宮の十数キロ北西に居住し、その御所は斎宮と呼ばれた。遺構は現在の三重県明和町で発見されていて、非常に広大である。その核心たる斎王の御座所のあった内院は、現在、竹神社が鎮座するあたりにあった。当神社は神宮鎮座以前から当地にあった豪族の祖神を祀り、子孫は竹連といい、斎宮は「竹の都」とも呼ばれた。斎王は、当然ながら身を清浄に保つ事が重視されたが、かといって常に厳格な暮らしをしていた訳でもない。斎宮は文学サロンとして賑わっていたし、当時の文学作品にも登場する。「伊勢物語」に至っては、在原業平と斎王のスキャンダルが仄めかされている。腐敗した斎宮頭を「神託」を通じ糾弾したせん子女王のような斎王もおり、詳細に見れば見る程、現代的な「巫女」のイメージとは異なる存在である事が分かる。古代の朝廷における神道祭祀の核心を探る。
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高橋御山人の百社巡礼/其之九拾九 三重・斎宮 最高位の巫女 斎王の真実
- 古、皇族女性より選ばれ、伊勢の神宮に仕えた斎王。その衝撃的な真相とは?!
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 31 mins
- Release date: 01-10-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之六拾七 吉備から大和へ 物部の司る石上神宮の遷座
- 神事と軍事を司る物部氏が神剣の神霊を祀る石上神宮は、吉備より遷されたものだった
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 31 mins
- Original Recording
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Story
奈良県天理市の石上神宮は、大和朝廷に重んぜられた、極めて古い歴史を誇る神社である。主祭神は、天孫降臨前の国津神の平定や神武東征で使われた、神剣・布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)に宿る神霊とされ、その祭祀は、神事と軍事を司る物部氏が行っていた。明治に禁足地を調査したところ、古代の七支刀が発見された事でも知られる。祭神の一柱には、スサノオノミコトが八岐大蛇を斬った剣も含まれているのだが、一方で、日本書紀には八岐大蛇を斬った剣は吉備にあると書かれ、古語拾遺には後に石上神宮へ遷されたとある。その吉備の、剣があったという場所に建つのが、岡山県赤磐市の石上布都魂神社である。この神社の社伝によれば、八岐大蛇を斬ったその剣こそが、布都御魂剣という。岡山県の山間部に鎮座するこの神社は、山の麓に建つが、かつては山頂に社殿が営まれ、今もそこには大きな磐座がある。そこは石上神宮と同じく、禁足地となっている。神社の宮司は、今も物部姓だ。この近くには、弓削という地名もある。弓削の名が付く地名は全国にいくらかあり、それは道鏡を輩出したことで有名な古代の氏族・弓削氏の住んだ場所であるが、弓削氏とはその名の通り武器製作を生業とした民で、物部氏の一派であった。神話に遡る石上の信仰と、磐座の祭祀。古の人々が重視した「石」の意味に迫る。
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高橋御山人の百社巡礼/其之六拾七 吉備から大和へ 物部の司る石上神宮の遷座
- 神事と軍事を司る物部氏が神剣の神霊を祀る石上神宮は、吉備より遷されたものだった
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 31 mins
- Release date: 01-03-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之弐拾六 産業立県・愛知 漬物の女神にルーツを見る
- 全国唯一の漬物の神社 そこに天下人を生んだ背景と 産業立県・愛知のルーツを見る
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 29 mins
- Original Recording
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Story
かつて漬物生産量日本一を誇った屈指の漬物生産県・愛知のあま市には、全国で唯一「漬物の祖神」を祀るという萱津神社(かやづじんじゃ)が鎮座する。伝承によれば、かつて海岸線であったこの地で、野菜とともに海から取れる塩を一緒に供えたところ、自然に漬物が出来、この地を訪れた日本武尊は、それを誉め称えたという。通常、強い臭いを発する植物を避けるのが神社であるが、ここでは境内で漬物が漬けられている。黄金の「漬物の女神像」も立っている。祭神・カヤノヒメミコトは、記紀神話に登場する草の神で、「野の霊」という意味の野槌(ノヅチ)という別名もある。野槌は、後世零落し、目鼻がなく、口だけの蛇体の妖怪とされた。野槌に似ているために名付けられたのが「ツチノコ」だ。同じ旧甚目寺町内には「塗り物の祖神」を祀る漆部神社(ぬりべじんじゃ)が鎮座する。極めて珍しい、特定産業の祖神を祀る神社に、古代尾張の産業の発展が感じられる。瀬戸、常滑と、古から窯業も盛んで(どちらも日本六古窯)、天下人たる信長、秀吉、家康を生み、戦後日本の繁栄を支えたトヨタを擁する産業立県・愛知。そのルーツを神社に見る。語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
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高橋御山人の百社巡礼/其之弐拾六 産業立県・愛知 漬物の女神にルーツを見る
- 全国唯一の漬物の神社 そこに天下人を生んだ背景と 産業立県・愛知のルーツを見る
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 29 mins
- Release date: 16-05-2018
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之五拾四 越中富山 女の尻に鞭打つ神事
- SMは神事だった?! 松尾芭蕉も油断した?! 「越の大社」は女の尻に鞭を打つ!!
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 29 mins
- Original Recording
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Overall
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Performance
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Story
富山市郊外に鎮座する鵜坂神社は、二千年の昔、崇神天皇の頃、四道将軍の一人大彦命によって建てられたと伝わり、六国史や延喜式にも載る、「越の大社」と言われた古社である。越中国司時代に大伴家持も参拝し、近くの神通川で鵜飼を鑑賞、万葉集に歌も残している。行基が二十四堂伽藍を建立、白鳳期には真言宗鵜坂寺も建てられ、源義仲の挙兵により一時焼失するも、源頼朝が再建、明治の神仏分離まで神宮寺として栄えた。こうした長い歴史を持つ神社であるが、特筆すべきは、平安時代から行われていたという特殊神事「尻打祭」である。これは、女が一年の内に会った男の数を申告し、神主がその数だけ榊で女の尻を打つというものであった。元々は、正月に七草粥を炊いた薪で女性の尻を打つと健康な子が生まれるという、公家の遊びが伝わったものだったが、鎌倉時代には、既に女の性の乱れを戒める趣旨であったという。「尻打祭」は「日本五大奇祭」の一つに数えられ、平安歌人・源俊頼や、松尾芭蕉がこの神事を詠んでいる。しかし、この行事は近代社会には馴染みにくく、明治以降は雌馬で行われるようになり、第二次大戦以後は途絶えた。けれども、近代的観念と相容れない、「SM」すら彷彿とさせるこのような行事にこそ、神事の真髄が垣間見えるのである。奇祭の向こうに「近代的常識」の揺らぎを見る。
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高橋御山人の百社巡礼/其之五拾四 越中富山 女の尻に鞭打つ神事
- SMは神事だった?! 松尾芭蕉も油断した?! 「越の大社」は女の尻に鞭を打つ!!
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 29 mins
- Release date: 01-11-2015
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之七拾壱 兵庫・川西 龍討ち山掘る 源氏の祖が大暴れ
- 源氏二代目・満仲は、山に棲む龍や鬼等の異類と戦い、鉱山を得て、武士団を組織した
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 29 mins
- Original Recording
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Overall
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Performance
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Story
兵庫県川西市の多田神社は、清和源氏二代目・源満仲を始め、頼光、義家等、その子孫を祀る「源氏発祥の地」である。明治の神仏分離で神社となったが、元々は満仲が建てた寺であり、没後に満仲の霊廟となった。源氏祖廟ということで、鎌倉はもちろん、室町、江戸の幕府にも重んぜられている。満仲は、二度国司を勤めた摂津国の多田に土着し、武士団を形成した。これは武士団の発祥と言われ、後の武家政権の礎となった。また満仲は、多田神社の上流にある多田銀銅山の開発によって、財力を築いたという。そして、満仲が当地に入る際には、九頭竜を討伐したという伝承がある。この地域に点在する戸隠神社も、九頭竜信仰と関係する。九頭竜とは、信州・戸隠神社創建の際に封じられたという神であり、また古代のまつろわぬ民・土蜘蛛の別称「クズ」と同じルーツを持つともいう。太平記には、満仲による戸隠での鬼退治伝説が描かれており、戸隠との深い関係を窺わせる。戸隠の鬼女・紅葉は、満仲の父・経基の側室となったとされる(当シリーズ其之十参照)。満仲やその血族の周辺は、鬼だらけだ。酒呑童子討伐で有名な頼光は、満仲の子だ。鬼は、鉱山開発や金属精錬に従事する山の民が異類視されたものともいい、ここでも満仲と繋がって来る。後の日本の支配者・源氏のルーツに、産業開発と異類との関係を見る。
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高橋御山人の百社巡礼/其之七拾壱 兵庫・川西 龍討ち山掘る 源氏の祖が大暴れ
- 源氏二代目・満仲は、山に棲む龍や鬼等の異類と戦い、鉱山を得て、武士団を組織した
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 29 mins
- Release date: 01-04-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之参拾四 飛騨・美濃の異形の宿儺 魔か神か
- 古代の飛騨・美濃に現れた両面四手四足の超人!円空も彫った両面宿儺は悪魔か神か!?
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 28 mins
- Original Recording
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Story
岐阜県の飛騨・美濃両地域の神社仏閣に、「両面宿儺(りょうめんすくな)」の伝説がある。彼は、二つの顔に、各四本の手足を持つ超人で、日本書紀にも仁徳朝の飛騨に現れたと書かれている。書紀では、人民を害し、朝廷に従わず討たれたとされ、岐阜県内の神社においても、書紀に近い伝承を伝える事が多い。一方、県内の寺院においては、善政を施した豪族や、龍を討った英雄、観音の化身などとして語られる。最も有名な伝承地は、円空作の宿儺像が残る、高山市東部、丹生川の千光寺だ。丹生川の北アルプスの麓には、宿儺が出現したという洞窟もある。高山市街、日本三大夜祭・高山祭で有名な桜山八幡宮他、美濃から丹生川へ至るルート沿いには、朝廷軍の進軍を伝える八社の八幡神社が鎮座する。高山市南部の飛騨一宮・水無神社には驚くべき伝承がある。ここでは「七儺(しちな)」という女の龍を宿儺が討ったとされているが、中世の記録によれば、水無神社の神体山・位山に宿儺が降臨し、神武天皇に皇位を授けたという。位山は、古代の祭祀遺構である巨石が数多く存在し、飛騨こそ大和以前の皇室のルーツだとする「異端」の説もある。「堕落論」で有名な坂口安吾氏も、宿儺や「飛騨王朝説」について調査し著述している。聖俗の交錯する異形の超人伝承の謎に挑む。
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高橋御山人の百社巡礼/其之参拾四 飛騨・美濃の異形の宿儺 魔か神か
- 古代の飛騨・美濃に現れた両面四手四足の超人!円空も彫った両面宿儺は悪魔か神か!?
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 28 mins
- Release date: 13-07-2015
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之壱百 青森・十三湖 「まつろわぬ」はじまりの地
- 高橋御山人の「まつろわぬ旅」は、偽書曰く「まつろわぬ国」建国の地よりはじまった
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Original Recording
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Story
津軽半島北西部、日本海と繋がる十三湖は、古くは十三湊と呼ばれ、中世には日本の十大港湾に数えられる程に繁栄した。ここを拠点とした安東氏は、北海道にも進出し、和人とアイヌとの間の交易を取り持った(本シリーズ其之参拾参参照)。安東氏が南部氏に津軽を追われた後は衰えたが、大規模な宗教施設の遺構が発見されている山王坊日吉神社など、往時を偲ぶ神社仏閣や遺跡が、周辺に多数残っている。安東氏は、後に秋田氏となり、奥州三春藩主として明治まで続いているが、特異な家系伝承を伝えており、前九年の役で討たれた安倍氏、さらに神武天皇に討たれた長髄彦の兄・安日まで遡るという。相内の神明宮は、かつて長髄神社と呼ばれ、長髄彦を葬った場所とも言われる。境内には縄文時代の貝塚があり、人骨が発見されている。昭和末期には、こうした伝承を過剰に膨らませ、古代の日本には西の大和朝廷に対する東の荒吐王国があったとする「東日流外三郡誌」が発表され、学界に騒動を巻き起こした。本書は科学的に偽書である事が確定しているが、一方で本書により古代の東北、津軽が脚光を浴びたのも事実である。それは、高橋御山人の生涯にも強い影響を及ぼした。偽りであっても、絶大なパワーを持つ「コンテンツ」には違いないのである。「パワーを発する」コンテンツ・百社巡礼、ここに完結!
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高橋御山人の百社巡礼/其之壱百 青森・十三湖 「まつろわぬ」はじまりの地
- 高橋御山人の「まつろわぬ旅」は、偽書曰く「まつろわぬ国」建国の地よりはじまった
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Release date: 01-10-2016
- Language: Japanese
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高橋御山人の百社巡礼/其之五拾九 岩手・衣川 命懸けで詠む歌の真髄
- 黄金都市・平泉の前身、衣川 戦人も詠む「和歌」とは何か?「まつろわぬ」芸術論!
- By: 高橋 御山人
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Original Recording
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Story
中尊寺金色堂を抱え、「黄金の国ジパング」の由来ともなった平泉。奥州藤原氏が開いた、京にも匹敵するこの一大都市の北を、衣川という北上川の支流が流れている。その合流点近くには、芭蕉の「奥の細道」でも有名な、源義経最後の地・衣川館(高館義経堂)があるが、古くはこの衣川こそが朝廷の勢力圏と蝦夷の勢力圏の境界であった。そして、流域に広がる旧衣川村(現奥州市)には、奥州藤原氏のルーツである、安倍氏累代の拠点・安倍館があったと伝えられる。元々朝廷の武士であった藤原経清は、安倍氏と婚姻関係を結び、朝廷から派遣された源氏と、安倍氏の側に立って前九年の役を戦ったが、最終的には滅ぼされる。が、数奇な運命を経て、後三年の役の末に奥羽の覇権を握ったのが、経清と安倍氏の娘との子であり、奥州藤原氏初代の清衡である。衣川は平泉のルーツなのだ。安倍館の近くには、安倍氏の守護神・アラハバキ神(其の二「宮城・秋田古代東北のまつろわぬ信仰」参照)を巨石に祀った神社が建ち、前九年の役の古戦場も残る。そこで、源義家は、戦いながら歌を詠み、安倍貞任はそれに返したという。捕縛され都に送られた安倍宗任も、蝦夷と小馬鹿にする貴族相手に歌を詠み、教養を示したという。命懸けの局面ですら詠まれる「和歌」とは一体何なのか。その真髄を読み解く驚天動地の芸術論!
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高橋御山人の百社巡礼/其之五拾九 岩手・衣川 命懸けで詠む歌の真髄
- 黄金都市・平泉の前身、衣川 戦人も詠む「和歌」とは何か?「まつろわぬ」芸術論!
- Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- Length: 30 mins
- Release date: 04-01-2016
- Language: Japanese
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