• 《1401》絶対これだけは‼️上手に医療にかかる方法☝️
    Nov 25 2025

    【本日のリクエスト】

    いつもありがとうございます。

    11月は厚生労働省が定める

    「みんなで医療を考える月間」

    とのことですが、ぜひこの機会に配信で取り上げていただけないでしょうか。

    たけお​先生から以前、

    「患者も協力する事が大事で、共同作業が良い治療に繋がっていく」

    というお話を伺って、私自身、日頃お世話になっている医療従事者のみなさんへの感謝と共に、患者としての姿勢を深く考えるようになりました🏥🚑

    ​この月間にちなんで、「私たち患者が医療に対してできること」や「より良い医療のための共同作業のヒント」などについて、改めてお話を聞かせていただけると嬉しいです。

    よろしくお願い致します🙇‍♀️


    リンク貼っておきます🔗

    https://kakarikata.mhlw.go.jp/index.html


    https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201902/1.html


    この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

    (匿名でも可能です)

    https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog



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    #医療 

    #健康  

    #スタエフ医療部


    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    内科医たけお先生による「心身健康ラジオ」の放送内容要約です。

    今回は、厚生労働省が定める11月の「みんなで医療を考える月間」に合わせ、リスナーからのリクエストに基づき、「上手な医療機関のかかり方」について政府広報オンラインの情報を参照しながら解説されました。


    要点は以下の4つです。


    **1. 医療機能に応じた役割分担の理解**

    ここが最も重要です。日本は「フリーアクセス」によりどの医療機関でも受診可能ですが、軽症でいきなり高度医療機関(大学病院など)を受診することは避けるべきです。

    大病院や救急外来は重症患者の治療が優先です。日常的な病気や怪我は、まず身近な診療所やクリニックを受診するのが基本です。紹介状なしで大病院を受診すると、現在は7,000円以上の「選定療養費」が追加でかかります。

    また、平日日中に受診できないからといって、安易に休日・夜間の救急外来を利用することは、医療スタッフを疲弊させ、真に緊急を要する患者の治療機会を奪うことになりかねません。


    **2. 「かかりつけ医」を持つこと**

    自身の健康状態や病歴、全体像を把握してくれる医師を持つことは非常に重要です。複数の医療機関にかかっている場合でも、自分の「かかりつけ医」が誰なのかを明確にしておくことが推奨されます。


    **3. 医療情報ネット(ナビ)の活用**

    適切な医療機関を探す手段として、「医療情報ネット(ナビ)」の利用が挙げられました。たけお先生自身も実際に使用し、診療科やサービス内容などで絞り込みができ、非常に有用であると評価しています。


    **4. 急な病気や怪我の相談窓口(#8000 / #7119)**

    夜間や休日に救急車を呼ぶべきか、病院へ行くべきか迷った場合の相談先として、以下を紹介されました。

    * **#8000**:こども医療電話相談

    * **#7119**:救急安心センター事業(大人・一般)

    ※地域によって実施状況が異なるため確認が必要です。


    患者側も「医療の受け手」として協力し、適切な受診行動をとることが、地域医療を守り、自分自身が適切な医療を受けることにつながると締めくくられました。

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    10 mins
  • ㊗️1400回放送記念‼️人気放送ランキング☝️
    Nov 24 2025

    この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    内科医たけおによる「心身健康ラジオ」第1400回放送の要約です。


    **【オープニング:祝・1400回達成】**

    2025年(令和7年)11月25日、内科医たけおが運営する「心身健康ラジオ」は、放送開始から1400回という大きな節目を迎えました。7月に1300回を達成してから約3ヶ月強での到達となり、たけお医師はリスナーからの日頃の「いいね」、コメント、シェア、そして質問やリクエストに対して深い感謝の意を述べました。特に今年は質問箱への回答に力を入れており、リスナーとの双方向のやり取りが番組の継続を支えていると語りました。


    **【人気放送ランキング発表(第1300回〜1399回)】**

    1400回の節目を記念し、直近100回分(第1300回〜1399回)の放送の中から、stand.fmでの「いいね」獲得数に基づいた人気ランキングが発表されました。今回は非常に接戦だったとのことです。


    * **第1位(45いいね):第1340回「支え、支えられる力『病院ラジオ ココロの医療センター編』を見てなんたらかんたら」**

    直近の放送の中で断トツの1位を獲得。固定放送を除いた全放送の中でも歴代2位に入るほどの反響がありました。たけお医師自身も驚くほどの結果であり、再放送の際にあらためて案内したいと述べました。

    * **第2位(39いいね):第1358回「今、改めてコロナを振り返る意義」**

    映画『フロントランナー』鑑賞後の特別企画に関連した放送。「いいね」の数だけでなく再生回数も多く、リスナーの関心の高さが伺えました。

    * **第3位(38いいね・同率2放送):**

    * **第1359回「老人以上、介護未満」**:ジェーン・スー氏の新書を取り上げた回。

    * **第1304回「終末期と人生の最終段階について&治療拒否権」**:メンバーシップ限定の特別企画での回答回。終末期医療への関心の高さが反映されました。


    **【第5位(同率4放送)とその他の注目回】**

    第4位はなく、第5位には以下の4つの放送がランクインしました。

    * 第1380回「痛み止めや睡眠薬、癖になるのは本当か(質問回答)」

    * 第1339回「検査と食事の深い話(質問回答)」

    * 第1325回「1週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し」(通常は少ない振り返り回でのランクインは珍しいとのこと)

    * 第1324回「電子カルテを導入できない理由」


    また、惜しくもランク外でしたが、「Google口コミを見てはいけない(第1315回)」や「福井県ウェルビーイングコーディネーター爆誕(第1335回)」なども注目を集めました。


    **【エンディング】**

    たけお医師は、今後もリスナーからの質問やリクエストに可能な限り答えていきたいと抱負を述べ、気軽な投稿を呼びかけました。恒例の「心身じゃんけん」は**「グー」**が出され、記念すべき1400回目の放送は締めくくられました。

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    10 mins
  • 《1399》これだけは知っておきたい‼️在宅医療
    Nov 23 2025

    【本日の必見Webページ】

    https://www.yuumi.or.jp/zaitakuiryou/


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    **内科医たけおの心身健康ラジオ:在宅医療の基礎知識**


    本放送では、11月23日が「在宅医療推進の日」であることにちなみ、十数年にわたり在宅医療に携わってきた内科医たけお先生が、勇美記念財団の情報を基に「在宅医療」の概要について解説しました。以下にその要点をまとめます。


    **■ 在宅医療とは何か**

    在宅医療とは、通院が困難な患者さんに対し、病院以外の「生活の場」で行う医療のことです。ここで言う「生活の場」とは自宅に限らず、特別養護老人ホームやグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などの施設も含まれます。

    医師、看護師、薬剤師、リハビリ職、ケアマネジャー、ヘルパーなど多職種が連携し、人生の最終段階までを視野に入れて包括的な支援を行います。


    **■ どのような人が対象か**

    年齢や性別は問いません。小児から100歳近い高齢者まで、通院が困難で医療的サポートが必要な方が対象となります。

    主な対象疾患や状態は以下の通りです。

    * がん(末期含む)

    * 脳血管障害の後遺症

    * 認知症

    * 運動器疾患(骨粗鬆症、骨折、関節症など)

    * 神経難病

    * 慢性疾患(心不全、呼吸不全、腎不全など)

    * 老衰

    * 床ずれ(褥瘡)の管理が必要な方


    **■ 在宅でできること・できないこと**

    近年、ポータブル医療機器の進化により、在宅で可能な医療行為は増えています。

    * **処置・治療**: 在宅酸素療法、点滴、中心静脈栄養、気管切開や人工呼吸器の管理、腹膜透析、床ずれ処置、医療用麻薬(オピオイド)を用いた緩和ケア(在宅緩和ケア)など。

    * **検査**: 血液検査、尿検査、心電図、超音波(エコー)検査など。

    * **できないこと**: レントゲン(X線)、CT、MRIなどの大型機器を用いた画像検査はできません。そのため、聴診やエコー検査など医師の診断技術が重要になります。

    また、訪問歯科による入れ歯の調整なども可能です。


    **■ 費用について**

    医療者が患家へ出向くため、診療報酬の点数が高く設定されており、通常の通院に比べて費用は高くなる傾向があります。

    費用の内訳には、医療保険の診察料に加え、介護保険サービス費、自費診療(診断書や紹介状など)、さらに交通費や特定の医療材料費などが含まれます。また、在宅酸素濃縮器や透析機器を使用する場合は、自宅での電気代などの光熱費も考慮する必要があります。


    **■ 相談先とクリニック選びのポイント**

    在宅医療を検討する場合、入院中や通院中であれば、その病院の「地域連携室」や「医療相談室」、「がん相談支援センター」などに相談するのがスムーズです。

    在宅療養支援診療所などを探す際の重要なポイントは以下の2点です。

    1. **24時間対応が可能か**: 特に病状が不安定な場合や終末期においては、夜間休日を含めた24時間の連絡・対応体制があるかが重要です。

    2. **オピオイド(医療用麻薬)の対応**: がん患者さんの場合、痛みのコントロールのために麻薬を使用するケースが多いため、その取り扱いに慣れているか確認が必要です。


    在宅医療は、患者さんが住み慣れた場所で自分らしく過ごすための選択肢の一つです。多職種がチームとなって、患者さんとご家族を支えています。

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    12 mins
  • 《1398》心療内科医が『緊張』を診る方法教えます☝️
    Nov 22 2025

    【本日のご質問】

    いつも楽しく聴かせていただいています。ありがとうございます。

    みんなの心療内科読ませていただきました。質問です。

    心療内科の診察について、身体診察で噛み締めた歯の痕、舌の先端の歯痕などとありますが、これも緊張状態を評価するためなのでしょうか?教えてください。


    参考)

    ・たけお2号(ChatGPT)の回答

    https://chatgpt.com/share/692223fb-ae0c-8001-9f35-c7003f737471


    ・Geminiの回答

    https://gemini.google.com/share/0aabd0420ad9


    ★必見動画

    https://youtu.be/crOknCVIIr4?si=S0Vzvj_4gaQBz1KH


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    内科医たけお先生による、心療内科特有の「身体診察」についての解説です。リスナーからの「噛み締めた歯の跡や舌の圧痕(歯の跡)は、緊張状態を評価するためのものなのか?」という質問に答える形で進行しました。


    **【要約】**


    心療内科の身体診察は、一般的な内科とは異なり、主に**「緊張」のサインを身体から読み取る**ことに重点を置いています。その評価ポイントは大きく分けて以下の2点です。


    **1. 交感神経(自律神経)の過緊張**

    「戦うモード」になっている身体の反応を確認します。

    * **脈拍:** 頻脈になっていないか(バイタルサイン)。

    * **発汗:** 特に「手に汗を握る」状態(手掌発汗)がないか。

    * **瞳孔:** 交感神経の高ぶりによる散瞳(瞳孔が開くこと)がないか。

    * **腹部のガス:** 消化器心身症の特徴として、痛みだけでなく、打診によって大腸などにガスが溜まっていないかを確認します。


    **2. 筋肉の緊張**

    無意識に入っている力の強さを確認します。

    * **首・肩の筋肉:** 僧帽筋や胸鎖乳突筋の張りを確認します。本人が自覚していない「バキバキ」な状態も多いです。

    * **口の中(質問への回答):** 頬の粘膜にある噛み締め跡や、舌の側面の圧痕(歯形)は、慢性的な食いしばりや筋肉の緊張を示す重要な所見として評価します。

    * **アームチェアサイン(Armchair sign):** 患者の腕を持ち上げてからパッと手を離すテストです。力が抜けていれば自然に落下しますが、緊張が強いと腕が固まったままだったり、不自然にゆっくり落ちたりします。


    このように心療内科医は、患者自身も気づいていない無意識の緊張状態を、脈、汗、お腹の音、筋肉の反射、そして口の中の状態など、全身の身体所見から総合的にフィードバック・評価しています。

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    9 mins
  • 《1397》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️
    Nov 20 2025
    ・糖尿病の治療と仕事の両立術・わたしの勉強術・クレアチニンと尿素窒素・インフルエンザ・新型コロナの診断・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおがお送りする「心身健康ラジオ」。毎週金曜日は、先週の放送(第1391回〜第1396回)をリスナーからのコメントと共に振り返ります。今週は糖尿病治療の進歩から勉強術、専門的な検査値の読み方まで、多岐にわたるテーマが話題となりました。**■糖尿病治療と仕事の両立(第1392回)**「世界糖尿病デー」にちなみ、治療と就労の両立支援について取り上げました。リスナーからは、新しい治療薬のおかげで家族の病状が安定しているという報告や、低血糖対策としてラムネを持ち歩くといった具体的な工夫が寄せられました。特に注目されたのは、職場の理解に関するエピソードです。「職場がインスリン自己注射や補食に対して寛容で助かっている」という声に対し、たけお医師は「治療技術は劇的に進化している」と強調。適切な治療を行えば健康な人と変わらない生活が可能であり、職場全体の理解とサポート体制が重要であると語りました。**■成果を出すための勉強術(第1393回)**たけお医師の実践する「アウトプット前提のインプット」「過去問中心の学習法」を紹介した回は、予想以上の反響がありました。「教えることは学ぶこと」というリスナーの意見に、医師も強く共感。「わかったつもりでも、いざ他人に説明しようとするとできないことが多い」と述べ、コメントを書くこと自体が良質なアウトプットの練習になるとリスナーを鼓舞しました。**■腎機能検査の深い話(第1394回)**クレアチニンと尿素窒素(BUN)の違いという専門的なテーマ。透析歴の長いリスナーからは食事管理と数値の関係についての体験談が寄せられましたが、一部で「内容が難しかった」との感想も。たけお医師は、検診結果の「H(高値)」や「L(低値)」だけに一喜一憂せず、医師はそれらを総合的に判断していると解説。基礎的な医療知識を持つことは、不要な不安を減らし、適切な受診行動や医療費の抑制にもつながると訴えました。**■感染症診断と社会のルール(第1395回)**インフルエンザや新型コロナのAI診断に関連し、感染対策や「みなし陽性」について議論しました。発症前から感染力を持つ新型コロナの厄介さを再確認しつつ、隔離期間は医学的な感染力だけでなく、社会的なルールとして定められている側面があると説明。また、職場や学校が求める「治癒証明書」や、形式的な受診要請は医療リソースの無駄遣いであり、控えるべきだという強いメッセージを発信しました。**■医療ニュース・ACPへの言及**その他の回では、アルコール関連問題への関心の高さや、薬不足の解消への期待、がん5年生存率などのニュースを取り上げました。特にACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議)については、延命措置に関する正しい知識を持った上で話し合うことの重要性を今後も伝えていくとし、東京都が作成したノートの紹介なども行いました。...
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    23 mins
  • 《1396》お薬増産可能⁉️外科医処遇改善、がん5年生存率ほか
    Nov 19 2025

    【今週の興味シンシン医療ニュース】

    ・重要処方薬が増産指示可能に・・・でも

    ・外科医の処遇改善へ・・・

    ・がんの5年生存率 今回は?

    ・ミトコンドリア病 知っていますか?

    https://note.com/naikaitakeo/n/ndae58bff83c0


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    内科医たけおが、毎週木曜恒例の「今週の興味シンシン医療ニュース」として4本の話題を紹介しました。


    ### 1. 医薬品の増産・輸入指示が可能に

    抗菌薬や麻酔薬など、国民の生命を守るために重要な75成分の処方薬が不足した場合に、厚生労働省が製薬会社に増産や輸入を指示できる新制度が始まりました。指示に従わない場合は企業名が公表されます。

    話者は、「当然の対応だ」としつつも、昨今の医薬品の供給不安定問題の根深さを指摘。特にジェネリック医薬品の供給が著しく不安定であり、それが先発医薬品の不足にもつながる「玉突き」現象が起きていると解説します。根本的な解決には、ペナルティだけでなく、企業側が利益を確保し製造を継続できるような薬価の問題など、より建設的な対策が必要だと述べ、薬の安定供給の重要性をもっと認識してほしいと訴えました。


    ### 2. 外科医の処遇改善へ

    外科医の深刻な人手不足を受け、処遇改善や働き方改革に取り組む医療機関を診療報酬で評価する検討が始まりました。若手医師が外科を選択しやすくする狙いです。

    話者は、この動きは当然だとし、外科医不足は今後の医療にとって危機的な状況になりうると警鐘を鳴らします。また、診療科の偏りだけでなく、医師が都市部に集中する「地域偏在」の問題も深刻であり、自身が地方の病院に出入りする中でその実態を痛感していると語りました。これらの問題に対し、制度的な仕組みづくりが急務であると強調しました。


    ### 3. がんの5年生存率の最新データ

    2012年から2015年にがんと診断された人の5年後の生存率が公表されました。胃がんは64%、大腸がんは67%で、30年前に比べて多くの部位で生存率が向上しています。一方で、膵臓がんや胆のうがんなどは依然として低いままでした。

    話者は、このデータは診断から10年近く経過したものであり、その後に登場した新薬などにより、現在の生存率はさらに向上しているだろうと推測。また、膵臓がんなどの生存率が低い背景には、有効な検診がなく、症状が出たときには進行しているケースが多いことを挙げ、改めて早期発見の重要性を訴えました。早期発見された場合、胃がんや大腸がんでは92%、女性の乳がんで98%と生存率が非常に高いことを紹介しました。


    ### 4. ミトコンドリア病の治療薬候補の治験開始

    国指定の難病「ミトコンドリア病」の治療薬候補「MA-5」の臨床試験(第2段階)が開始されたというニュースです。ミトコンドリア病は、難聴や糖尿病、腎臓病など全身に多彩な症状が現れる疾患です。

    話者は、この病気の治療につながる可能性のあるニュースとして個人的に非常に注目しており、今後の動向を注視したいと述べました。


    最後に恒例の「心身じゃんけん」が行われ、この日は「グー」でした。

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    11 mins
  • 《1395》徹底解説☝️インフルエンザ・新型コロナの診断とは⁉️
    Nov 18 2025

    【本日のご質問】

    AI(喉の画像診断?)でインフルエンザ検査ができるようになったと聞きました。

    精度など、どういったもので判断しているのか、その他の似たような症状(風邪・コロナなど)と区別できるのか、お聞きしたいです。


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    #医療 

    #健康  

    #スタエフ医療部


    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    内科医たけおが、リスナーからの質問に答える形で医療情報を提供するラジオ番組です。今回は「AI(人工知能)による喉の画像診断でインフルエンザ検査ができるようになったと聞いたが、その精度や判断基準、他の風邪やコロナとの区別は可能なのか」という質問に回答しました。


    まず、インフルエンザやコロナウイルスの診断における大前提として、どの検査にも限界があることを強調しました。特に、発熱直後は体内のウイルス量が少ないため、抗原検査やPCR検査を行っても陰性(偽陰性)と出ることがよくあります。これは、先日報道された佳子さまのコロナ感染の例のように、初回の検査で陰性でも、症状が続くため再検査したら陽性だったというケースが臨床現場では頻繁に起こる現象です。そのため、熱が出てすぐに受診しても、正確な診断が難しい場合があるのです。


    質問にあったAIによる画像診断は、実際に「nodoca(ノドカ)」という医療機器として存在し、すでに保険適用もされています。これは、スマートフォンのような専用カメラで喉の奥を撮影し、その画像をAIが解析してインフルエンザに特徴的な所見があるかを判定するものです。インフルエンザに罹患すると、喉の奥に「リンパ濾胞」と呼ばれる、いくらの粒のようなブツブツが現れることが知られており、AIはそうした所見の有無や喉の赤みの状態などを学習して診断を補助します。この技術はコロナの診断にも応用が始まっています。


    しかし、このAI診断も万能ではありません。あくまで診断を補助するツールの一つであり、最終的な診断は、検査結果だけでなく、患者の症状、喉以外の身体所見(リンパ節の腫れなど)、そして周囲の流行状況(家族内での感染など)を医師が総合的に判断して下します。例えば、家族全員がインフルエンザにかかっている状況で、残る一人も同じ症状を発症した場合、検査で陰性と出ても、臨床的にはインフルエンザと診断することがあります。


    結論として、AIによる画像診断は診断の一助となる新しい技術ですが、それだけで確定診断ができるわけではありません。従来の検査と同様に、その時点での診断の確度を示すものであり、他の情報と合わせて総合的に評価することが重要です。


    最後に、これから本格化するシーズンに向けて、インフルエンザやコロナの感染対策として、マスク、手洗い、そしてワクチンの重要性を改めて呼びかけました。

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    9 mins
  • 《1394》クレアチニンと尿素窒素、どちらが腎機能を反映する⁉️
    Nov 17 2025
    【本日のご質問】 尿素窒素も腎機能を測るものだと思うのですが、クレアチニンとどう違うのでしょうか?尿素窒素高値なのにクレアチニン正常という場合、腎機能が低下しているとは言えないのでしょうか?参考)たけお2号の回答https://chatgpt.com/share/691b8b37-e8b0-8001-9ea1-e2c4a6fc8b02この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医のたけお氏が、健康診断の項目である「尿素窒素」と「クレアチニン」の違いについて、リスナーからの質問に答える形で詳しく解説しました。### 質問内容「尿素窒素も腎機能を測るものだと思うが、クレアチニンとはどう違うのか。また、尿素窒素が高くてもクレアチニンが正常な場合、腎機能は低下していないと考えてよいのか」という質問が寄せられました。### 結論:より重視すべきは「クレアチニン」と「eGFR」たけお氏は結論として、医療現場で腎機能の評価において最も重視されるのは「クレアチニン」と、そこから計算される「eGFR(推算糸球体濾過量)」であると述べました。これらが腎臓の働きをより直接的に反映するためです。しかし、「尿素窒素(BUN)」も決して無意味ではなく、腎機能以外の体の状態を知るための重要な情報を含んでいると説明しました。### 「クレアチニン」と「eGFR」とはクレアチニンは、筋肉でエネルギーが使われた後に出る老廃物です。腎臓で濾過されて尿として排泄されるため、腎機能が低下すると血液中のクレアチニン値が上昇します。eGFRは、このクレアチニン値に年齢や性別を加味した計算式で算出される指標で、腎臓が1分間にどれくらいの血液を濾過できるかを示します。これを「腎臓の働きが100点満点で何点か」と捉えると分かりやすく、健康な状態では90以上ですが、60を下回ると「慢性腎臓病(CKD)」の疑いが出てきます。たけお氏は、健康診断の結果を見るときは、まずこのeGFRの数値を確認することが大切だと強調しました。ただし、クレアチニンには「筋肉量に影響される」という弱点があります。筋肉質な人は数値が高めに出やすく、逆に筋肉の少ない高齢女性などでは、実際には腎機能が低下していてもクレアチニン値が正常範囲内に収まってしまい、問題が見逃されるリスクがあると指摘しました。### 「尿素窒素(BUN)」が示すもの一方、尿素窒素は、主に食事で摂取したタンパク質が肝臓で分解されてできる老廃物です。これも腎臓から排泄されるため、腎機能が低下すると数値が上がります。しかし、尿素窒素は腎機能以外にも様々な要因で変動します。1. **食事のタンパク質量**:プロテインを多く摂取している人や高タンパクな食事をしている人は高値になります。逆に栄養不足だと低値になります。2. **脱水**:体が水分不足になると、血液が濃縮されて一時的に高値になります。3. **消化管出血**:胃潰瘍などで出血すると、血液中のタンパク質が腸で吸収され、BUNが急上昇します。4. **その他**:高熱や重度の感染症など、体内のタンパク質分解が進む状態でも上昇します。### 質問への回答質問にあった「尿素窒素が高く、クレアチニンが正常」というケースは、腎機能そのものの低下よりも、上記のような脱水、高タンパク食、消化管出血といった腎臓以外の要因が強く影響している可能性が高いと解説しました。### まとめ腎機能の評価は、クレアチニンや尿素窒素、尿検査の結果などを複合的に見て総合的に判断されます。一般の方が自身の腎機能の状態を把握するためには、まず最も重要な指標である「クレアチニン」と、それを元に計算された「eGFR」の数値に注目し、その変動を追っていくことが大切であると締めくくりました。
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