《1399》これだけは知っておきたい‼️在宅医療
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
**内科医たけおの心身健康ラジオ:在宅医療の基礎知識**
本放送では、11月23日が「在宅医療推進の日」であることにちなみ、十数年にわたり在宅医療に携わってきた内科医たけお先生が、勇美記念財団の情報を基に「在宅医療」の概要について解説しました。以下にその要点をまとめます。
**■ 在宅医療とは何か**
在宅医療とは、通院が困難な患者さんに対し、病院以外の「生活の場」で行う医療のことです。ここで言う「生活の場」とは自宅に限らず、特別養護老人ホームやグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などの施設も含まれます。
医師、看護師、薬剤師、リハビリ職、ケアマネジャー、ヘルパーなど多職種が連携し、人生の最終段階までを視野に入れて包括的な支援を行います。
**■ どのような人が対象か**
年齢や性別は問いません。小児から100歳近い高齢者まで、通院が困難で医療的サポートが必要な方が対象となります。
主な対象疾患や状態は以下の通りです。
* がん(末期含む)
* 脳血管障害の後遺症
* 認知症
* 運動器疾患(骨粗鬆症、骨折、関節症など)
* 神経難病
* 慢性疾患(心不全、呼吸不全、腎不全など)
* 老衰
* 床ずれ(褥瘡)の管理が必要な方
**■ 在宅でできること・できないこと**
近年、ポータブル医療機器の進化により、在宅で可能な医療行為は増えています。
* **処置・治療**: 在宅酸素療法、点滴、中心静脈栄養、気管切開や人工呼吸器の管理、腹膜透析、床ずれ処置、医療用麻薬(オピオイド)を用いた緩和ケア(在宅緩和ケア)など。
* **検査**: 血液検査、尿検査、心電図、超音波(エコー)検査など。
* **できないこと**: レントゲン(X線)、CT、MRIなどの大型機器を用いた画像検査はできません。そのため、聴診やエコー検査など医師の診断技術が重要になります。
また、訪問歯科による入れ歯の調整なども可能です。
**■ 費用について**
医療者が患家へ出向くため、診療報酬の点数が高く設定されており、通常の通院に比べて費用は高くなる傾向があります。
費用の内訳には、医療保険の診察料に加え、介護保険サービス費、自費診療(診断書や紹介状など)、さらに交通費や特定の医療材料費などが含まれます。また、在宅酸素濃縮器や透析機器を使用する場合は、自宅での電気代などの光熱費も考慮する必要があります。
**■ 相談先とクリニック選びのポイント**
在宅医療を検討する場合、入院中や通院中であれば、その病院の「地域連携室」や「医療相談室」、「がん相談支援センター」などに相談するのがスムーズです。
在宅療養支援診療所などを探す際の重要なポイントは以下の2点です。
1. **24時間対応が可能か**: 特に病状が不安定な場合や終末期においては、夜間休日を含めた24時間の連絡・対応体制があるかが重要です。
2. **オピオイド(医療用麻薬)の対応**: がん患者さんの場合、痛みのコントロールのために麻薬を使用するケースが多いため、その取り扱いに慣れているか確認が必要です。
在宅医療は、患者さんが住み慣れた場所で自分らしく過ごすための選択肢の一つです。多職種がチームとなって、患者さんとご家族を支えています。