• 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ブラジルの都市巡り ベレン編」 BOSSAMANIA 2025/7/26放送
    Jul 25 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 前半はブラジルを訪れた佳子様のお話しから。国交130年を樹立したブラジルですが、佳子様がブラジルを訪れたのはその一つです。佳子様は首都ブラジリアで外交関係樹立130周年を記念する式典や、今年3月に国賓として来日したルーラ大統領を表敬訪問。各地で日系人社会の歓迎行事などに臨んで人々と交流を重ねられました。11日の現地滞在で8つの都市をめぐるスケジュールでしたが行く先々で歓迎されていたこともあり130年のブラジルとの関係性はさらに先に向かうことになるでしょう。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」はブラジルの都市巡り編第2弾。世界最大の鉄鉱石の産地であるパラー州の州都、ベレン編でお届けします。ベレンはアマゾン川の河口の街で人口約150万の大都市。サンパウロやリオデジャネイロよりはるかに北にあり、赤道に近いので気候も日中の年間平均気温が26℃、最高気温の平均が31.5℃でほとんど四季が無い常夏の街です。北方の都市ということでボリビアをはじめとする中米とのつながりも大きく、音楽シーンにおいてもその影響はあるのだとか。今回はそんなベレンの「アマゾンの香り」を楽しみながらまったりと聞くのがヨシ。
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ブラジルの神様」 BOSSAMANIA 2025/7/19放送
    Jul 18 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 前半はブラジルの「妖怪・精霊」特集。四ツ谷にある「サッシ・ペレレ」も元々はブラジルの妖怪や精霊の類の一つ。大のイタズラ好きの妖怪と言われていまして、突然人の背後に現れて驚かせたり、家で子供のおもちゃを隠したり、馬の尻尾を三つ編みにしたり…様々なイタズラをするそうです。他にも多く妖怪がいるようですが、中にはベスタフェラのように「発狂」してしまうほど恐ろしいものも…。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は前半の妖怪特集を引き継ぎ、「ブラジルの神様」にまつわる音楽。信仰となると色々あって大変ですが、今日は自然をテーマにした水の神様、海の神様、山の神を特集してみようと思います。この自然信仰の神は奴隷としてブラジルのバイーア州に連れて来られたアフリカ人が、植民地を支配していたポルトガル人から強制されたカトリック信仰をヨルバの神と結びつけて、自分達の土着の信仰オリシャーとして保ったと言われています。神と人をつなぐエシュー、戦いの神オグン、男であり女である蛇と虹の神オシュマレー、知恵や火の神シャンゴー、その妻で川の神で女性の美をつかさどるオシュン、やはりシャンゴーの妻で嵐の女神イアンサン、水の女神で漁師や妊婦の守り神、イエマンジャーといったところが音楽には登場します。音楽という名の神々の世界をお楽しみしみください。
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    3 mins
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「誕生日だよ!Wanda Sa特集」 BOSSAMANIA 2025/7/12放送
    Jul 11 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 前半はブラジルの誕生日事情について。ブラジル人にとって誕生日は大切なもので何歳になっても盛大に誕生日を祝います。日本と異なりブラジルでは「主役がケーキを用意して皆に振舞う」という風習があり、お誕生日当日は平日なら会社、学校にケーキを持って行き、皆にお祝いしてもらいます。特に1歳のお祝いは産まれてから無事に1年を迎えられたという感謝の気持ちを込め、出産祝いのお返しを兼ねているので会場を借りて盛大にお祝いする事が多いそうです。ブラジルでは招待した友人やご近所さんは、皆さん家族連れで来る事が多いので、100人を超えるパーティーも珍しくないのだとか。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は前半の誕生日特集を引き継ぎ、1944年7月11日に生まれた「ワンダ・サー(Wanda Sa)」特集!ブラジルではヴァンダ・サーと呼んでいます。セルジオ・メンデス&ブラジル‘65時代はワンダ・ヂ・サーと呼ばれていました。彼女はギターも上手く、その師匠は来週来日して小野リサとコンサートを開く巨匠、ホベルト・メネスカルでした。今や彼女はボサノヴァのマダムと呼ばれていますが、その包み込むような声はボサノヴァのお母さん、といった感じです。ワンダ・サーも「まだまだ」81歳、ボサノヴァの世界でさらに飛躍することでしょう!
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    2 mins
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Gaita(ハーモニカ)特集」 BOSSAMANIA 2025/7/5放送
    Jul 4 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 前半はブラジルのダム事情について。アマゾン川を筆頭に川資源な豊富なブラジルはダムも多く存在します。世界最大級のイタイプダム含めて発電用のダムが主に建設されていますが、これは当時のブラジルの電力事情が逼迫していたことにも起因しています。実際に吉田さんが初めてブラジル録音した1980年代後半、ブラジルは電力不足で録音中にしょっちゅう停電して困ったことがあったようです。実際にダム建設後の電力は安定しましたが、建設での環境負荷を考えるといろいろと課題を解決しながらのものであったようです…。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」はリスナーのリクエストから「ガイータ(ハーモニカ)特集」。世界的なハーモニカ奏者といえはベルギー出身のトゥーツ・シールマンズです。それと同じくブラジルにも素晴らしいガイータ奏者がいます。今日はトゥーツ・シールマンズがブラジルの曲を録音したテイクを初め、ブラジルの素晴らしいガイータ奏者の名演をお聴きいただきます。掌のオーケストラが奏でる大きなスケールをお楽しみください。
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    2 mins
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Espinho(棘)」 BOSSAMANIA 2025/6/28放送
    Jun 27 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 「大自然の坩堝」なアマゾンを抱えるブラジルでは虫の種類も豊富。当然多種多様な蝶が生息しており蝶マニアにはたまらない国でもあります。その中でも事実上の「国蝶」として君臨している「モルフォチョウ属」は独特な模様や色彩により、特に人気が高いそうです。その独特の蒼を再現するために某自動車メーカーは大変な努力を重ねて実用化にこぎつけたとのこと。魅力的な色は時に世界を変えるのかも…。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は久々のキーワード特集でから。美しいものには「Espinho(棘)」 があるとのことで「トゲトゲ」の特集。比喩的な棘から棘のような物体、挙句の果てには魚の小骨(!)まで、棘の世界を追求していきます。音楽の世界まで陽気に尖っていくスタイルとは、これがブラジルの懐の深さといえるのかも…。
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ボッサ・ガガ」 BOSSAMANIA 2025/6/21放送
    Jun 20 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 2025年の大阪万博が開催されている現在、ブラジルのパビリオンも好評とのことでその特集から。全体的にカラフルで陽気な雰囲気、すごい熱気で楽しいと大好評な様です。2棟が並ぶパビリオンのうち第1展示棟内はヒトや動物が天井から釣り下がる木やポリ袋をリサイクルした環境と人間、死と再生、がテーマの空間芸術の展示。第2展示棟では、来館者がこのカラフルなパランゴロモスを身に着け、手や顔にペインティングをしてもらい、アート空間の一部になったような気分を楽しめるそうです。ブラジルの情熱は体験してこそ伝わる!…というアツい思いが伝わってきます。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は今年の5月3日の土曜日、コパカバーナで開催されたレディー・ガガのフリーコンサートから「ガガ様風ボサノヴァ」。主催者の発表によれば約210万人の観衆が詰めかけたとのこと。これは去年のマドンナのコンサートを凌ぐ集客数でした。今日はこのレディー・ガガのヒット曲をカヴァーした「ボッサ・ガガ」からお送りします。このアルバムとの出会いはインターネットで偶然見つけたとのこと。吉田さんは即購入しましたが聴いてみて「やられたな」と思った模様。そんな吉田さんが舌を巻いたアルバムからガガ様を体感してみましょう!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ナナ・カイミ」 BOSSAMANIA 2025/6/14放送
    Jun 13 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 ブラジルといえば数多くのビーチを抱える国ですが、2025年度版世界のビーチベスト25の中にはイパネマ・ビーチ(リオ州リオ市)13位 とムーロ・アルト・ビーチ(ペルナンブーコ州イポジュカ市)25位と2か所がランクインしている模様。いい波も来ることでプロサーファーのレベルも高めです。ブラジルの海をも超える勢いはとどまる所を知りません。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は…今年4月末に亡くなった「ナナ・カイミ」。音楽一家に生まれたナナ・カイミ。19歳で父とデュエットでデビューして以降、数えきれないほどのアルバムをリリース。スターダムに昇り詰めました。その一方で私生活ではロマンスや辛口コメントのせいか常に話題が絶えませんでした。とはいえ吉田さん曰く、ナナ・カイミの「全力ぶり」があるのだろうとのこと。そんなナナ・カイミが残した「ガチ」な名唱をお楽しみください。
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    4 mins
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ブラジルの音楽都市巡り・バイーア編」 BOSSAMANIA 2025/6/7放送
    Jun 6 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 間もなく迫る6月12日は情熱の国ブラジルの「恋人の日」。恋人や夫婦の日として重要視されています。長年連れ添っていると酸いも甘いも知るようになりますが、ブラジルには世界最長の夫婦が存命です。その年数何と「84年と86日間!」。今年2月には「世界で最も長年連れ添った存命中の夫婦」としてギネス世界記録に認定されたとのこと。幸せそうな二人の姿に思わずホッコリしてしまうのはそれだけ長い信頼があるから。そう思うと胸が熱くなります。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」はリスナーより希望のありました「ブラジルの音楽都市巡り」シリーズから。その初回はバイーア州で進めます。バイーア州はブラジル第4の都市。1960年代中頃のブラジルではボサノヴァ改革をすべくカエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジルが奮闘していましたが、その二人に大きな影響を与えたのがバイーア州の内陸部ジュアゼイロ出身のジョアン・ジルベルトだったのです。ということで今回はバイーアの歴史的な音楽について追っていきます。
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