• 「『防衛産業』拡大へ転換点 元防衛装備庁長官を直撃!」2025年12月23日(火)
    Dec 24 2025
    ゲスト:土本 英樹(元防衛装備庁長官)、小原 凡司(笹川平和財団上席フェロー) 自民・維新両党は、防衛装備品の輸出ルール緩和に向けて、来年2月に政府への提言を取りまとめる方針だ。非戦闘目的に限る「救難」や「輸送」などの「5類型」を撤廃し、侵略を受けている国への殺傷能力のある武器輸出も視野に入れる。一方、どう歯止めをかけていくかなど、新たな課題も浮上する。「5類型撤廃」議論の背景にあるのが、威圧的行動を強める中国を念頭にした「同志国」との連携強化、そして日本の防衛産業の向上だ。特に防衛装備品の輸出拡大は日本に有利な安全保障環境の構築につながるという。その戦略的意義とは?ゲストは、2020年当時、危機的状況にあった防衛産業の立て直しを指揮した元防衛装備庁長官の土本英樹氏。中国情勢や外交・安保政策に詳しい笹川平和財団上席フェローの小原凡司氏。そもそも「防衛装備」とは何か、「5類型」撤廃で何が変わるのか?徹底検証する。
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    42 mins
  • 「『防衛産業』拡大へ転換点 元防衛装備庁長官を直撃!」2025年12月23日(火)
    Dec 23 2025
    ゲスト:土本 英樹(元防衛装備庁長官)、小原 凡司(笹川平和財団上席フェロー) 自民・維新両党は、防衛装備品の輸出ルール緩和に向けて、来年2月に政府への提言を取りまとめる方針だ。非戦闘目的に限る「救難」や「輸送」などの「5類型」を撤廃し、侵略を受けている国への殺傷能力のある武器輸出も視野に入れる。一方、どう歯止めをかけていくかなど、新たな課題も浮上する。「5類型撤廃」議論の背景にあるのが、威圧的行動を強める中国を念頭にした「同志国」との連携強化、そして日本の防衛産業の向上だ。特に防衛装備品の輸出拡大は日本に有利な安全保障環境の構築につながるという。その戦略的意義とは?ゲストは、2020年当時、危機的状況にあった防衛産業の立て直しを指揮した元防衛装備庁長官の土本英樹氏。中国情勢や外交・安保政策に詳しい笹川平和財団上席フェローの小原凡司氏。そもそも「防衛装備」とは何か、「5類型」撤廃で何が変わるのか?徹底検証する。
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    43 mins
  • 「どう実現?高市政権『責任ある積極財政』」2025年12月19日(金)
    Dec 22 2025
    ゲスト:永濱 利廣(経済財政諮問会議民間議員 / 第一生命経済研究所 主席エコノミスト) 高市首相の総理就任後初となる、今年度の補正予算が国会で成立した。この予算には、高市政権が掲げる総合経済政策が反映されているわけだが、その基本方針を議論する場が内閣府の経済財政諮問会議だ。高市首相を議長に、日銀総裁や経済閣僚などで構成され、予算編成の方針となる「骨太の方針」をまとめあげる。高市政権が掲げる「責任ある積極財政」では、財政規律に配慮しつつ成長への投資を行い「強い経済」を目指すという。しかし、長期金利の上昇や円安の進行、また物価高対策などいくつもの課題がある中、どのような形で実現していくのか。また、債務残高が増え続ける中でのさらなる積極財政出動は、財政健全化を遠ざけることにはならないのか。番組では高市首相の積極財政を2週連続で特集。高市政権はどのような成長戦略を描き、日本経済を回復させようとしているのか。2回目の今回は、経済財政諮問会議に民間議員のひとりである長濱利廣氏をゲストに、「内側」から、高市政権の経済政策と「責任ある積極財政」について聞く。
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    44 mins
  • 「安倍元首相をなぜ銃撃? 山上被告の最終陳述から核心に迫る」2025年12月18日(木)
    Dec 19 2025
    ゲスト:鈴木エイト(ジャーナリスト)、多田 文明(ルポライター / 元統一教会信者) 安倍元首相銃撃事件の裁判が、結審を迎える。公判では、被告人の最終陳述に加え、昭恵夫人による意見陳述が行われるのかにも注目が集まる。検察側は、山上被告に対し、どのような刑を求めるのか。殺人罪そのものは争われない中で焦点となるのは量刑。山上被告の生い立ちや家庭環境をどう位置づけるのか。弁護側は、旧統一教会への多額の献金によって生活が破綻した家庭環境が事件の背景にあると主張。一方、検察側は、情状を刑の軽減理由としない立場を示している。公判では信者である母親と宗教二世の妹が証言に立ち、家族の内側で起きていた現実が語られた。ゲストは旧統一教会問題を長年取材してきた鈴木エイト氏と、旧統一教会の元信者で霊感商法問題に詳しい多田文明氏。なぜ教団への憎悪が安倍元首相に向けられたのか。注目される求刑と、山上被告が何を語ったのか伝える。
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    45 mins
  • 「シリーズ各党に聞く 自民・有村総務会長と考える 台湾有事と存立危機事態」2025年12月17日(水)
    Dec 18 2025
    ゲスト:有村 治子(自民党総務会長)、島田 和久(元防衛事務次官・日本戦略研究フォーラム副会長) 物価高対策・政治とカネ・防衛安全保障など、日本の課題について与野党のキーパーソンと考える新シリーズ企画「各党に聞く」。初回は自民・有村総務会長が生出演。先月、高市首相の「台湾有事は存立危機事態になり得る」との発言が大きな波紋を呼んだ。改めて高市首相の国会答弁を検証する。「存立危機事態」は2015年成立の平和安全法制で新たに導入された概念。密接な関係国への武力攻撃によって日本の存立が脅かされた場合などに、限定的な集団的自衛権を行使できると定められた。その解釈などをめぐり中国は国際世論への働きかけを強め、優位に立とうとしている。日本はどう対処すべきか?ゲストは、自民党総務会長で参議院議員の有村治子氏と、第2次安倍政権で首相秘書官を務めた元防衛事務次官の島田和久氏。過去に有村氏、島田氏が参加した台湾海峡危機の政策シミュレーションを通じて、想定される台湾有事のシナリオや日本への影響についても考える。
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    48 mins
  • 「"ロシア寄り"和平案の行方 冬の戦闘ウクライナ軍に勝機は」2025年12月16日(火)
    Dec 17 2025
    ゲスト:渡部 悦和(元陸上自衛隊東部方面総監)、鶴岡 路人(慶應義塾大学教授)、平野 高志(ウクルインフォルム日本語版編集者)※ウクライナよりリモート出演 和平案を巡りウクライナに厳しい局面が続く。トランプ大統領が25日のクリスマスまでの合意に意欲を示す中、米国側がウクライナ東部の前線地域を非武装地帯とし、「自由経済圏」を設ける構想を示したという。ウクライナに割譲を迫るもので、追い込まれるゼレンスキー大統領に次の一手はあるのか? ロシアのウクライナ侵攻は、間もなく3年10カ月となり4度目の冬に...。ロシア軍が戦線を拡大する中、悪天候で苦戦するウクライナ軍に勝機はあるか?米欧の支援継続の行方は?最新戦況を分析する。ゲストは、戦況に詳しい元陸上自衛隊・東部方面総監の渡部悦和氏と、欧州政治と安全保障が専門の慶應義塾大学教授・鶴岡路人氏。そして、ウクルインフォルム日本語版編集者・平野高志氏にはウクライナ現地から最新情報を伝えてもらう。
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    40 mins
  • 「"ロシア寄り"和平案の行方 冬の戦闘ウクライナ軍に勝機は」2025年12月16日(火)
    Dec 16 2025
    ゲスト:渡部 悦和(元陸上自衛隊東部方面総監)、鶴岡 路人(慶應義塾大学教授)、平野 高志(ウクルインフォルム日本語版編集者)※ウクライナよりリモート出演 和平案を巡りウクライナに厳しい局面が続く。トランプ大統領が25日のクリスマスまでの合意に意欲を示す中、米国側がウクライナ東部の前線地域を非武装地帯とし、「自由経済圏」を設ける構想を示したという。ウクライナに割譲を迫るもので、追い込まれるゼレンスキー大統領に次の一手はあるのか? ロシアのウクライナ侵攻は、間もなく3年10カ月となり4度目の冬に...。ロシア軍が戦線を拡大する中、悪天候で苦戦するウクライナ軍に勝機はあるか?米欧の支援継続の行方は?最新戦況を分析する。ゲストは、戦況に詳しい元陸上自衛隊・東部方面総監の渡部悦和氏と、欧州政治と安全保障が専門の慶應義塾大学教授・鶴岡路人氏。そして、ウクルインフォルム日本語版編集者・平野高志氏にはウクライナ現地から最新情報を伝えてもらう。
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    47 mins
  • 「妙薬か?劇薬か?高市政権『責任ある積極財政』の行く先・その①」2025年12月12日(金)
    Dec 15 2025
    ゲスト:河村 小百合(日本総研 調査部 主席研究員) 日本初の女性総理、高市早苗氏の総理就任から53日。極めて高い支持率のもと高市首相は、コロナ禍後最大となる巨額の補正予算を組んだ。この大規模な財政支出に対しては、首相は「責任ある積極財政」をうたい「財政の持続可能性を確保した形だ」というが、果たしてどういうことなのか?「責任ある積極財政」の核となるのは、経済対策として打ち出した危機管理投資・成長投資による「強い経済」。岸田・石破時代の財政健全化路線を脱し、経済成長のための国力強化に重きを置く。その方針は内閣府が主管する会議体のメンバーにも表れているという。積極的な財政出動を支持する"リフレ派"の布陣が描く、日本経済復活の戦略とは。番組では高市首相の積極財政を2週連続で特集。1週目の今回は、財政規律を重視する河村小百合氏を迎える。現政権を金融市場はどう評価しているのか、膨れ上がる赤字国債の先には何が待っているのか。そして、いまの日本財政に足りないモノを考える。
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