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3K Podcast - 3人のKによる詩の朗読会のポッドキャスト

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By: 3K - 究極Q太郎、カワグチタケシ、小森岳史
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3人のKによる詩の朗読会のポッドキャストをはじめました。究極Q太郎、カワグチタケシ、小森岳史の3人のおしゃべりです。詩についてだったり、そうでなかったり。定期的に朗読会も開催しています。

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  • 続・社会とか詩とか 3K Podcast :Love & Peace! Pt.6
    Aug 10 2025

    3人のK(カワグチタケシ、究極Q太郎、小森岳史)による3K Podcast、ラブ&ピースの最終回(第6回)をお送りします。

    今回は、ベンヤミンから話が広がります。そして驚きのエンディングへ…!

    究極:ベンヤミンは好きです。すごく影響を受けたというか、やっぱり暴力批判論。暴力批判論を、2001年の911の時に読書会をあかねでやったんですけど。そういった思い出があって、よく読み返しますね。

    要は、破局的なマシンっていうか、どう止めるのかっていうお話なんですよね。

    破局的なマシンってもうそのまま、破滅に向かって突き進む。さっきの進歩の話しじゃないけれど、止まらない。

    そうした時に何が止めるのかっつったら、放棄することっていうか。仕事放棄すること。止めることみたいな。

    小森:だめ連的な。

    究極:そうそう、一気に止めちゃうみたいな。神的な暴力とかって。要するに神、その神の所業として止める。

    例えばま気候変動もそうだし、戦争どうやって止まるのかなとか言ったら、一気に何かが止まるっていう、何かが起きるのではないかということに期待をかけるしかない、止まらないんじゃないか。

    小森:止まる止まらないで言ったら僕は止まらないと実は思っていて、安吾じゃないですけど、もう落ちるところまで落ちるとは思ってるんです。大変だよね、それはそれでね。

    ラブ&ピース回は今回で終了です。

    次回もお楽しみに〜。

    リクエストや御感想、お待ちしています。3k.reading@gmail.comまで。

    3K詩の朗読会について、詳しくはこちらhttps://note.com/3k_reading



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    23 mins
  • ベンヤミン「歴史の概念について」を小森岳史が読む 3K Podcast: Love & Peace! pt.5
    Aug 3 2025

    3人のK(カワグチタケシ、究極Q太郎、小森岳史)による3K Podcast、ラブ&ピース第5回をお送りします。

    今回は、小森岳史さんがワルター・ベンヤミンの「歴史の概念について」のテーゼ8、現代語訳を朗読します。

    虐げられてきた人たちの歴史を振り返ると分かるんだけどさ、俺らが今生きてるこのやばい状況って、実はレアケースなんかじゃなくて、いつもの通常運転なんだよね。

    まず、世の中ってそういうもんだっていうこの現実をちゃんと分かった上で歴史を見ないとだめだ。

    そうすれば、今度はこっちからマジのやばい状況を仕掛けてやることが俺たちの役目だってはっきり分かる。

    それができればファシズムみたいなやつらと戦う時にこっちが有利に立てるんだ。

    そもそもファシズムみたいなのがのさばる理由の 1 つって、それに反対している人たちでさえ、世の中は進歩してるんだからなんて言って、ファシズムを歴史の進歩からちょっと外れた一時的なバグみたいに軽く見ちゃってるからなんだよ。

    21 世紀にもなって、こんなひどいことがまだ起こるなんて信じらんないみたいな驚きって、全然クールじゃないし、本質を付いていない。そんなことで驚いてたって何も分かりはしない。

    まあ、その驚きのおかげで、もしかして歴史はどんどん良くなるって俺らが信じてたこと自体がもう時代遅れの考え方だったんじゃねって気づけたんなら、それが本当のスタートだけどね。

    (ベンヤミン 歴史の概念について テーゼ8より)

    来週も、もう少しだけ話は続きます。

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    19 mins
  • Robert WyattのShipbuildingを究極Q太郎が朗読する 3K Podcast: Love & Peace! pt.4
    Jul 27 2025

    3人のK(カワグチタケシ、究極Q太郎、小森岳史)による3K Podcast、新しいエピソード第4回をお送りします。今回は、ロバート・ワイアットの「Shipbuilding」を、究極Q太郎さんが英語と自らの翻訳で朗読しています。

    究極: なんかいろんな人にこういう歌があったんだよみたいな感じで伝えられたらいいかなみたいな感じで、取り上げました。

    (この歌を)好きなところは、船乗りに、兵隊になったら、海に飛び込むのっていうのは船から逃げ出す時。だけど、本当はね、海に潜るっていうのは、例えば真珠を取りに潜るっていうことだってできるのにとかっていう歌詞があって。なんかね、これを聞くとすごい涙が出てくるんですよね。何か悲しさがあるというか、戦争の悲しさっていうものがこの真珠を取りに潜るっていうふうに我々が本当ならばそういうことができるのに、もう命からがらにこうやって船に飛び込まざるを得ないみたいな目にあってしまうというね、こういう世界に生きている我々の悲しさみたいなものをね、なんかよく歌ってるなあっていう。

    あと、このルーモアって要は噂。町の噂、だから戦争が始まるっていう噂なんですよね。この造船所の町って要するに軍艦作ったりとかして、その戦争に加担させられる。けれども、その戦争に加担させられているって言った人が袋叩きにあっちゃったりとか。息子が兵隊に取られたりとか、なんかそういうなんていうかな、あの、噂の中に、カワグチさんがね、ハラハラとかって言ってましたっけ?

    カワグチ: ざわざわ。

    究極: ざわざわね。なんかざわざわするっていうなんか、なんかそういったあの、ざわつきみたいなことがなんかこの歌の中に、直接的に、描かれてるわけじゃない。なんかこのざわついた感じっていうのが、この歌ってそういう雰囲気もよく捉えている。だから、ちょっとなんか普通の反戦歌よりもこれ、この方、こういう、えっと、もう直接的な表現の、あの、反戦じゃなくて、何かこのトータルでのなんかこの、あの、感情に訴えかけるものがあるような気がします。

    来週は、小森さんの朗読です。リクエストや御感想、お待ちしています。3k.reading@gmail.comまで。

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    24 mins
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