
《1265》腎不全に緩和ケア拡大⁉️生成AIの利活用、美容医療トラブル特化救急
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【今週の興味シンシン医療ニュース】
・腎不全患者に緩和ケア拡大
・生成AIで退院サマリー省エネ
・AIを使うと診断精度が94.9%→34.5%に⁉️
・美容医療トラブル特化救急
https://note.com/naikaitakeo/n/nbe6db5a269e4
この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医タケオ氏が医療ニュースを解説するラジオ番組で、今回は以下の4つのトピックが紹介されました。特に、日本の終末期医療のあり方に大きな影響を与える可能性のある「腎不全の緩和ケア拡大」がメインテーマとして取り上げられました。
### 1. 【最重要】腎不全患者への緩和ケアが本格的に拡大
これまで主にがん患者を対象としてきた「緩和ケア」を、腎不全の患者にも拡大する方向で厚生労働省が検討を開始したというビッグニュースが紹介されました。透析の継続が困難な状況になると、患者は激しい痛みや身体的・精神的な苦痛を伴いますが、これまでは緩和ケアが十分に提供されていませんでした。この方針は政府の経済財政運営の指針「骨太の方針」にも盛り込まれる見込みで、日本の終末期医療における非常に大きな一歩だと話者は評価しています。この動きの背景には、昨今注目された書籍『透析を止めた日』をきっかけとした自民党有志議員の勉強会などの働きかけがあったことにも触れられました。今後の診療報酬上の扱いや、腎臓学会、透析医学会、緩和医療学会などでの活発な議論が期待されます。
### 2. 生成AIによる退院サマリー作成で医師の負担を大幅軽減
藤田医科大学病院が、医師の大きな負担となっていた「退院時サマリー」の作成に生成AI(Claude)を導入し、業務を劇的に効率化した事例が紹介されました。AIがカルテ情報を基に下書きをわずか数秒で作成し、医師はそれを修正・追記するだけで済むようになり、3ヶ月で約1000時間もの業務時間短縮を実現しました。アンケートでは9割以上の医師が時間短縮を実感し、8割以上が満足と回答。医師の働き方改革に繋がる、生成AIの有効活用例として注目されています。
### 3. 人間がAIを使うと診断精度が低下する?
AI活用に関するもう一つのニュースとして、AI単体では94.9%の精度で病状を診断できるのに対し、人間がそのAIを使って診断すると精度が34.5%まで急低下するという衝撃的な研究結果が紹介されました。これは人間がAIを過信したり、AIの提案に引きずられたりすることで、かえって判断を誤る可能性を示唆しています。話者は、今後AIを医療現場で活用していく上で、人間がAIを賢く使いこなすための新たなトレーニングや教育が不可欠であると指摘しました。
### 4. 美容医療トラブルに特化した「救急外来」が開設
美容医療の需要が拡大する一方で、合併症や後遺症といったトラブル相談も増加していることを背景に、東京・新宿の民間病院が美容医療トラブルに特化した救急外来を本格的に開始したことが報じられました。手術後の血腫による気道閉塞など、実際に緊急対応が必要なケースも想定されるため、こうした専門外来の開設は時代のニーズを反映した動きと言えます。拡大する美容医療の安全性確保に向けた重要な取り組みとして紹介されました。