• 【第291回】『一緒に仕事をしたいと思われる人の3つの共通点とは?』
    Dec 25 2025
    【第291回】『一緒に仕事をしたいと思われる人の3つの共通点とは?』 スキルよりも「姿勢」で信頼は決まります。 自分で決める力/相手に丸投げしない伝え方/違和感から逃げず向き合う勇気、こういう部分が大事になってきます。 経営者・ビジネスパーソンの皆様に届けたいお話です。 自分の意思で判断し、決断を他人任せにしない人 「この人とまた仕事をしたい」と思われる人には、“自分で決める力”があります。 誰かに決めてもらわなければ動けない、メリットが明示されないと判断できない――そういった姿勢は、周囲に不安を与えてしまいます。 一方で信頼される人は、「自分はこう考えている」「この理由でこう決める」と、自らの判断軸を持っています。判断することは同時に責任を取る覚悟があるということでもあり、その姿勢が人としての信頼感を高めます。 要望や目的を言語化でき、相手に丸投げしない人 「何か良い方法ありますか?」「とりあえず教えてください」といった抽象的な相談は、相手にとっては非常に応えづらいものです。こうしたやり取りは、かえって相手の時間や思考を浪費してしまいます。 信頼される人は、完璧でなくても 「今、〇〇で悩んでいて、判断材料がほしい」 「この点だけ、あなたの意見を聞きたい」 など、自分の目的や希望を具体的に言葉にする努力をしています。 この“考えの言語化”は、相手を尊重する行為でもあり、結果的に良い関係性の構築へとつながっていきます。 不満や違和感に逃げず、当事者と正面から向き合える人 仕事上、納得のいかないことや、違和感を覚える場面は避けられません。 しかし、陰で不満を言うだけだったり、正面から話さずにそのまま逃げてしまうような態度は、信頼を失う要因になります。 一方で信頼される人は、 ・まず自分の対応できる範囲を考える ・必要であれば直接当事者に話す ・感情ではなく、事実ベースで冷静に伝える というように、誠実に向き合う姿勢を持っています。こうした行動は、勇気のいることですが、「この人は信頼できる」「誠実だ」と周囲が感じる大きな要因になります。 信頼される人は、日々の姿勢で評価される 今回ご紹介した3つの共通点は、特別なスキルでも才能でもありません。 自分で決断し、判断を人に委ねない 求めることや悩みを言葉にできる 不満や違和感に向き合い、逃げない これらは「姿勢」の問題です。そして、姿勢こそが人の信頼を築く最も大きな要素なのです。 社労士として、経営者として、私が日々実感しているのは、信頼される人は「スキルの高さ」よりも「誠実な向き合い方」をしている人だということ。 サンキャリアとしても、私個人としても、立場や役職に関係なく「一緒に仕事したい」と思っていただけるよう、日々の姿勢を大切に仕事に向き合っていきたいと思います。 ~お知らせ~ この番組は、社会保険労務士の田村が、働き方改革や労使関係の改善に役立つ情報を提供する番組です。また、外国人労働者や海外駐在員の労務管理に携わる企業の方にとって、現場で役立つ実務的なアドバイスもお届けしております。 本番組は、社会保険労務士事務所Sun&Career代表の田村が毎週1回配信しているサンキャリアニュースの音声版チャンネルです。 本番組のパーソナリティーは社会保険労務士事務所Sun&Career代表である田村のAI音声を使って配信しております。 この音声にはAIによる自動翻訳が使用されています。可能な限り正確な日本語訳を提供するよう努めておりますが、AIの特性上、一部の表現やニュアンスが正確に反映されない場合がございます。 本音声のブログ版はこちらからご覧ください。 また、AI音声ではなく、リアルな田村が配信しているポッドキャストはこちらをお聞きください。 企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』 https://stand.fm/channels/6254c0fdbe02ac071a666ab5 パーソナリティー:田村陽太 東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、...
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  • 【第290回】『仕事ができる人が大切にする3つのコミュニケーションとは?』
    Dec 18 2025
    【第290回】『仕事ができる人が大切にする3つのコミュニケーションとは?』 社労士事務所と会社経営、両方の立場で多くの人と仕事をしてきて感じるのは、仕事ができる人ほど、特別なスキルより「基本姿勢」を大切にしているという事です。 コミュニケーションは技術じゃなく、相手の時間・集中・気持ちへの配慮が大事です。 管理職、若手、フリーランス、外部パートナーとのやり取りまで、すべての働く人に役立つ内容です。 用件を先に伝える——相手の時間を尊重する姿勢 仕事ができる人は、特別なスキルよりも「相手の時間をどう扱うか」を大切にしています。たとえば、電話をかける際に「〇〇の件で2点ほどご相談があります。5分ほどお時間をいただけますか?」と、冒頭で要点を明確に伝える人は、相手にとって非常にありがたい存在です。 このような気遣いは、「急かす」のではなく「集中力と時間を無駄にしない配慮」であり、話の理解力を高め、仕事のテンポもよくなります。先回りして情報を整理し伝えられる人は、それだけで「仕事ができる人」と信頼されやすくなります。 忙しい時ほど、こまめな進捗連絡を怠らない 業務が立て込むと、つい連絡が後回しになってしまいがちですが、信頼される人ほど忙しいときほどこまめに連絡を入れています。 たとえば、「〇日までに対応予定です」や「進捗は50%です」など短い報告でも、相手にとっては安心材料になります。また、リマインドをする際にも「何度もすみません。仕事を円滑に進めるための確認です」と一言添えることで、責める印象ではなく“協力”の姿勢として受け取られます。 進捗共有は“管理”ではなく“信頼”のためのツール。これを意識して使うことで、業務も人間関係も円滑になります。 「信じる力」と「感謝の言葉」が信頼を生む 相手が動いてくれているか不安になることは誰にでもありますが、信頼できる人ほど「相手を信じて待つ」という姿勢を自然と持っています。 そのために必要なのは、目的の共有や情報提供をしっかりと行い、「相手が動きやすい状態を整えること」。そうして待った末に対応してもらえたら、必ず「ありがとうございます」「助かりました」と感謝を伝える。こうした積み重ねこそが、信頼関係を築き、次の仕事にも良い影響をもたらします。 信頼とは、「信じて感謝する」の繰り返しから育つものだと、私は日々実感しています。 まとめ:特別なスキルよりも、“一緒に働きやすい人”であることが重要 今回ご紹介した3つのポイント—— 用件を先に伝える配慮 忙しい時こそ進捗を共有する誠実さ 相手を信じ、感謝を伝える姿勢 ——は、どれも特別なスキルではなく、「働きやすさ」を生む基本的なコミュニケーションです。 社労士事務所と株式会社を経営する立場として、私は「一緒に働きやすい人こそ、成果が出せる人」だと実感しています。これからもサンキャリアとして、信頼と協力をベースにした組織づくりに取り組んでいきたいと思います。 ~お知らせ~ この番組は、社会保険労務士の田村が、働き方改革や労使関係の改善に役立つ情報を提供する番組です。また、外国人労働者や海外駐在員の労務管理に携わる企業の方にとって、現場で役立つ実務的なアドバイスもお届けしております。 本番組は、社会保険労務士事務所Sun&Career代表の田村が毎週1回配信しているサンキャリアニュースの音声版チャンネルです。 本番組のパーソナリティーは社会保険労務士事務所Sun&Career代表である田村のAI音声を使って配信しております。 この音声にはAIによる自動翻訳が使用されています。可能な限り正確な日本語訳を提供するよう努めておりますが、AIの特性上、一部の表現やニュアンスが正確に反映されない場合がございます。 本音声のブログ版はこちらからご覧ください。 また、AI音声ではなく、リアルな田村が配信しているポッドキャストはこちらをお聞きください。 企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』 https://stand.fm/channels/6254c0fdbe02ac071a666ab5 パーソナリティー:田村陽太 ...
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    6 mins
  • 【第289回】『健全かつ長く働ける組織を作る為に必要な視点とは?』
    Dec 11 2025
    【第289回】『健全かつ長く働ける組織を作る為に必要な視点とは?』 社労士として、そして経営者として数多くの組織と向き合ってきた田村が、“組織の安定を揺るがす3つのコミュニケーション傾向” を徹底解説。 これらは、能力よりも“コミュニケーションの癖”が原因で起きるものだと思います。 重要なのは「その人を批判する事」ではなく、健全な距離感と関わり方を見極める事だと思います。 組織は人でできています。 だからこそ、「誰とどう働くか」が長期的な安定を左右します。 ミスをすり替える“自己防衛型コミュニケーション”に注意せよ 組織において避けたいのは、ミスの指摘を受け入れられず、話題を“他人のミス”にすり替えてしまう人の存在です。 これは悪意というより、自己防衛の癖であることが多いものの、「あなたも同じじゃないか」と話の焦点をずらす姿勢が、対話の前進を妨げてしまいます。 組織が健全に機能するためには、「ミスを認める勇気」「指摘を事実として受け止める素直さ」「“これからどうするか”に視点を移す思考力」が不可欠です。 こうしたコミュニケーション傾向を持つ人とは、早い段階で適切な距離感を取り、組織全体として理解と対処を共有しておく事が重要です。 メールだけで完結させる“安全圏型”の人は要注意 テキストコミュニケーションの効率性は確かに魅力ですが、対話が必要な場面でも「面談は避ける」「電話は嫌がる」といった傾向が強すぎると、組織に誤解と停滞をもたらします。 背景には「相手の反応を直接受けるのが怖い」という心理があり、それゆえ文章という“安全地帯”にこもってしまう事があります。 管理職や経営者にこの傾向が強い場合は特にリスクが高く、情報共有の齟齬や信頼関係の崩壊につながる可能性もあります。 文章だけで伝わらない“空気”を汲み取れる対面や音声の重要性を再認識し、適切な場面でリアルな対話を促す事が、組織の信頼維持には欠かせません。 指摘=人格否定と捉えてしまう“繊細型”が組織を揺らす 業務上必要な注意や改善のフィードバックを「自分の人格が否定された」と捉えてしまう人も、組織内での安定運営を難しくします。 落ち込んだり、感情的になったり、必要以上に被害者意識を抱いてしまうと、組織全体の対話や改善の文化が崩れます。 健全な組織では「行動への指摘」と「人間性」を分けて受け止めるリテラシーが求められます。 経営の視点では、“指摘されること”と“自分自身”を切り離して受け止められる人こそが、組織適応力の高い人材と言えるでしょう。 組織を守るのは「人の癖を知る目」と「適切な距離感」 今回紹介した3タイプの傾向(①ミスをすり替える人、②対話を避ける人、③指摘を人格否定と受け取る人)は、いずれも“能力”の問題ではなく、“思考や反応の癖”です。 経営者や人事担当者がすべき事は、その癖を早期に見極めた上で、適切な関わり方や役割設計、距離感を整えること。 “全員に同じ期待をする”のではなく、“その人に合った働き方”を模索する事が、健全で持続可能な組織のカギとなります。 サンキャリアとしても、お客様が「安心して長く働ける環境」を整える為に、こうした視点を活かし、日々の人事労務支援に取り組んでまいります。 ~お知らせ~ この番組は、社会保険労務士の田村が、働き方改革や労使関係の改善に役立つ情報を提供する番組です。また、外国人労働者や海外駐在員の労務管理に携わる企業の方にとって、現場で役立つ実務的なアドバイスもお届けしております。 本番組は、社会保険労務士事務所Sun&Career代表の田村が毎週1回配信しているサンキャリアニュースの音声版チャンネルです。 本番組のパーソナリティーは社会保険労務士事務所Sun&Career代表である田村のAI音声を使って配信しております。 この音声にはAIによる自動翻訳が使用されています。可能な限り正確な日本語訳を提供するよう努めておりますが、AIの特性上、一部の表現やニュアンスが正確に反映されない場合がございます。 本音声のブログ版はこちらからご覧ください。 ...
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    7 mins
  • 【第288回】『自営業・経営者に必要な3つの思考法とは?』
    Dec 4 2025
    【第288回】『自営業・経営者に必要な3つの思考法とは?』 経営していると、「知識」や「スキル」よりも大事なのは、実は “自分の心の扱い方” だと思います。 今回の一人語りでは、日々の経営判断の中で“本当に役に立った3つのメンタリティ” を語りました。 会社経営は正解のない世界。 だからこそ、心をどう整えるかで歩ける距離が変わります。 「なんだか最近、心が疲れている…」 「挑戦したいけど不安が勝ってしまう」 「経営で孤独を感じる瞬間がある」 そんな方にこそ届いてほしい回です。 トラブルを「自分のせい」と思い込まない冷静な思考 自営業や経営者にとって、トラブルは避けられない日常の一部です。そんな中で「すべて自分の責任だ」と抱え込んでしまうと、視野が狭まり、冷静な判断を失ってしまいます。重要なのは、「本当に自分のせいなのか?」と問い直し、原因を冷静に分解していく力。システムエラーやクレーム対応などの場面でも、仕様やタイミング、他者要因などを丁寧に検討することで、必要以上に自分を責めずに済み、結果として適切な対処ができるようになります。経営者に求められるのは“責任を背負う人”ではなく、“原因を見つけられる人”なのです。 違和感を察知するセンサーを研ぎ澄ます 経営における「危機」は、突然やってくるものではなく、多くの場合「小さな前兆」があります。顧客の態度やメールの文面、口調の変化など、ごく些細なサインにこそリスク回避のヒントが隠れています。その違和感に気づけるかどうかは、知識ではなく“感性”の問題です。そして、違和感を持ったら無視せず、すぐに確認・調整をする。それだけで大きなトラブルを未然に防げる可能性が高まります。生き残る経営者は「感度の高いセンサー」を持っており、それを頼りに日々の経営判断をしているのです。 自分にブレーキをかけるのは、自分自身である 新しい挑戦の前に人が無意識にやってしまうのが「やらない理由探し」です。「失敗が怖い」「周囲に反対されそう」「まだ早い」…けれど、実際には誰も「やるな」とは言っていない。止めているのは自分自身なのです。田村さんが伝えるのは、「怖いけど突っ込む」という勇気。経営において正解はなく、やってみないとわからないことばかり。たとえ失敗しても、それは「挑戦した人にしか見えない景色」です。自分の挑戦を自分で止めない、という姿勢が、経営者としての最大の成長ポイントになるのです。 経営の武器は“心の使い方”にあり 今回紹介された3つの思考法に共通するのは、「経営において重要なのはスキルや知識よりも、自分自身の“心の使い方”である」という視点です。 トラブルに対して冷静に原因を見つける力 小さな変化からリスクを察知する感性 自分を止めずに突き進む勇気 これらを持つことが、ぶれない判断としなやかな対応を可能にし、自営業や経営者として長く信頼される基盤になります。代表としての実体験からにじみ出る言葉には、すべての経営者にとっての指針が詰まっているといえるでしょう。 ~お知らせ~ この番組は、社会保険労務士の田村が、働き方改革や労使関係の改善に役立つ情報を提供する番組です。また、外国人労働者や海外駐在員の労務管理に携わる企業の方にとって、現場で役立つ実務的なアドバイスもお届けしております。 本番組は、社会保険労務士事務所Sun&Career代表の田村が毎週1回配信しているサンキャリアニュースの音声版チャンネルです。 本番組のパーソナリティーは社会保険労務士事務所Sun&Career代表である田村のAI音声を使って配信しております。 この音声にはAIによる自動翻訳が使用されています。可能な限り正確な日本語訳を提供するよう努めておりますが、AIの特性上、一部の表現やニュアンスが正確に反映されない場合がございます。 本音声のブログ版はこちらからご覧ください。 また、AI音声ではなく、リアルな田村が配信しているポッドキャストはこちらをお聞きください。 企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』 https://stand.fm/channels/...
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    6 mins
  • 【第287回】『信頼されるコンサルタントに求められる3つの鉄則とは?』
    Nov 27 2025
    【第287回】『信頼されるコンサルタントに求められる3つの鉄則とは?』 社労士・コンサルタントとして仕事をしていると、本当に大事なのは “知識やスキル” よりも どんな姿勢で向き合うかだと感じます。 正解を教えるだけではプロにはなれません。 顧客は専門家の“生き方”そのものを見ています。 コンサルタント・士業・管理職…、誰かの背中を預かる立場の人に、必ず届く内容だと思います! アドバイスは「ダブルバインド」にしない コンサルタントとして最も信頼を失いやすいのは、「言っていることがブレている」と感じられる瞬間です。 例えば、初めは「Aが良い」と助言したのに、後になって「Bが良い」と180度違う提案をする。これだけで顧客は「この人、本当に信頼できるのか?」と疑いを抱いてしまいます。 だからこそ、重要なのは「軸」を持つ事です。さらに、もし判断が変わったなら、変わった理由を丁寧に説明する姿勢が必要です。完璧な助言をするよりも、「矛盾をそのままにしない」誠実さこそが、信頼を守る鍵になります。 心は変えられなくても「寄り添う姿勢」は伝わる 「人の心は変えられない」と言われますが、それを理由に「判断はお任せします」と距離を取るのは、コンサルティングの放棄です。 コンサルタントとして大切なのは、相手の価値観や背景を理解しようと努め、自らの考えを言葉にして伝え続けること。「私はこう思います」「なぜならばこうだからです」と真摯に向き合う姿勢こそが、相手に「この人は本気で考えてくれている」と伝わります。 正解を一方的に与えるのではなく、「一緒に考え抜く人」であり続ける——その覚悟が、信頼の源になります。 「経験していないことはしていない」と言える勇気 専門家であればあるほど、「知らない」とは言いづらいもの。しかし、実際には経験していないことを、知っているかのように語ることこそが最大の信頼喪失につながります。 本当に信頼されるのは、「正直な専門家」です。自分が経験していない領域に対しては「私はやったことがないので、経験者の意見を重視します」と伝える誠実さが、顧客との信頼関係を築きます。 専門知識やエビデンスも大事ですが、それ以上に求められるのは、「この人の言葉は嘘がない」と思ってもらえる一貫性と正直さです。 「知識」より「在り方」で選ばれる時代へ コンサルティングの現場で本当に問われるのは、知識やスキルではなく「その人がどう在るか」だと思います。 ・一貫した判断軸を持ち、矛盾を放置しない ・相手の心に食らいつく姿勢を持ち、寄り添い続ける ・知らないことは知らないと誠実に伝える この3つが揃ったとき、初めて“信頼されるコンサルタント”になれるのだと思います。 サンキャリアでは、知識や制度の運用だけでなく、こうした姿勢や考え方を何より大切にしています。 ~お知らせ~ この番組は、社会保険労務士の田村が、働き方改革や労使関係の改善に役立つ情報を提供する番組です。また、外国人労働者や海外駐在員の労務管理に携わる企業の方にとって、現場で役立つ実務的なアドバイスもお届けしております。 本番組は、社会保険労務士事務所Sun&Career代表の田村が毎週1回配信しているサンキャリアニュースの音声版チャンネルです。 本番組のパーソナリティーは社会保険労務士事務所Sun&Career代表である田村のAI音声を使って配信しております。 この音声にはAIによる自動翻訳が使用されています。可能な限り正確な日本語訳を提供するよう努めておりますが、AIの特性上、一部の表現やニュアンスが正確に反映されない場合がございます。 本音声のブログ版はこちらからご覧ください。 また、AI音声ではなく、リアルな田村が配信しているポッドキャストはこちらをお聞きください。 企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』 https://stand.fm/channels/6254c0fdbe02ac071a666ab5 パーソナリティー:田村陽太 東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の...
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    6 mins
  • 【第286回】『社労士等のコンサルタントの仕事をする人に必要な姿勢は何か?』
    Nov 20 2025
    【第286回】『社労士等のコンサルタントの仕事をする人に必要な姿勢は何か?』 コンサルの価値は“知識量”よりも、どんな姿勢で相手と向き合うかで決まる。 どんな仕事でも、 ✔ お客様の“温度”を感じられる人 ✔ 相手の努力を理解して寄り添える人 ✔ 自分も挑戦し続ける人 こうした“在り方”を持てる人が、長く信頼され続けます。 「叩かれる側」に立ち続ける覚悟 社労士やコンサルタントとして“アドバイスする側”に立つ以上、常に忘れてはいけないのが「自分も批評される立場にいる」こと。新しいサービスを世に出す、事務所運営で意思決定を行う、ブログや音声を発信する——こうした挑戦を通じてこそ、クライアントと同じ目線で課題を捉えられるようになります。アドバイスを届けるには、その痛みや怖さを自分自身が知っている必要がある。つまり「叩くより叩かれる人生」を選び続けることが、誠実で対等なコンサルティングの土台なのです。 面談の鍵は「話す内容」ではなく「事前準備」 クライアントと初めて会うとき、何よりも大事なのは「調べて、理解して、尊重する」姿勢です。事業内容や採用ページ、代表者の発言などを事前に把握しておけば、相手の努力や意図に自然に敬意を払う会話ができ、そのうえでのアドバイスは相手に届きやすくなります。事実を知らずに放つ正論は、ただの“押し付け”。プロフェッショナルとしての準備力が、信頼につながる一歩です。 好かれるためではなく、理解するために「興味」を持ち続ける コンサルタントが持つべき最大の武器は、知識より「関心」です。相手が何を大事にしてきたか、どんな経験を経て今に至るのか——その背景を知ろうとすることで、自然と本音が引き出され、アドバイスの質も格段に上がります。これは“媚びる”ということではなく、“共に悩み、共に歩む”というスタンス。興味を持ち続けることが、信頼されるコンサルタントの原点です。 「正論」よりも「届く言葉」を選ぶ専門家へ 社労士やコンサルタントは「正しいことを知っている人」ではなく、「正しいことを“相手に伝わる形”で届けられる人」であるべきだと私は思います。そのためには、批評される経験を通じた感受性、事前準備による理解、相手への関心という3つの姿勢が必要不可欠。これらがそろってはじめて、表面的なアドバイスではない「信頼される伴走者」として、長期的に求められる存在になれるのだと思います。 ~お知らせ~ この番組は、社会保険労務士の田村が、働き方改革や労使関係の改善に役立つ情報を提供する番組です。また、外国人労働者や海外駐在員の労務管理に携わる企業の方にとって、現場で役立つ実務的なアドバイスもお届けしております。 本番組は、社会保険労務士事務所Sun&Career代表の田村が毎週1回配信しているサンキャリアニュースの音声版チャンネルです。 本番組のパーソナリティーは社会保険労務士事務所Sun&Career代表である田村のAI音声を使って配信しております。 この音声にはAIによる自動翻訳が使用されています。可能な限り正確な日本語訳を提供するよう努めておりますが、AIの特性上、一部の表現やニュアンスが正確に反映されない場合がございます。 本音声のブログ版はこちらからご覧ください。 また、AI音声ではなく、リアルな田村が配信しているポッドキャストはこちらをお聞きください。 企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』 https://stand.fm/channels/6254c0fdbe02ac071a666ab5 パーソナリティー:田村陽太 東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。 サンキャリアのHP https://www.srcc-suncareer.com/ 本音声番組のブログ版(全投稿)はこちらです。 https://www.srcc-suncareer.com/blog 本番組は毎週金曜日に定期更新! 番組への...
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    6 mins
  • 【第285回】『「風通しの良い会社」と「まとまりのある会社」、どちらを目指すべ…
    Nov 13 2025
    【第285回】『「風通しの良い会社」と「まとまりのある会社」、どちらを目指すべきか?』 求人票でよく見かけるこの2つの言葉。 一見どちらも“良い会社”のように聞こえますが、どちらが果たしてよいのか? “良い会社”とは、キャッチコピーで語れるものではなく、理念と実行の一致から生まれます。 経営者・人事担当者にとって必聴の回です! 1. 求人でよく見かける“風通し”と“まとまり”のワード 「風通しの良い会社」や「まとまりのある会社」という表現は、求人票でよく目にするものですが、どちらが本当に会社の成長にとって重要なのでしょうか。 田村は、企業が目指すべきは“まとまりのある会社”であると語ります。理由は、会社という「法人」は一つの人格として自律的に判断し行動する存在だからです。まとまりのある組織こそ、法人としての意思決定がブレずに機能する土台となります。 2. 会社=一つのロボット、社員=その手足 法人をロボットに例えるなら、経営者は操縦者、従業員はその指示を受けて動く手や足です。組織がまとまりを持つことで、各部門や個人がバラバラに動くことなく、一体となって成果を出せる体制が整います。 この構造こそが、会社が複雑な局面でも力強く進んでいける理由です。 3. 「風通しの良さ」は目的ではなく、あくまで“手段” 率直な意見交換やオープンな雰囲気は、改善やイノベーションを生み出す重要な要素ではありますが、それ自体が目的になってしまうと、組織の方向性が定まらなくなります。 “風通しの良さ”は、あくまで組織が未成熟な段階での補助的な手段であり、成熟した組織では“まとまり”が優先されるべきだとしています。 4. 採用時点で“方向性の一致”を図る 組織にまとまりを持たせるためには、採用段階で会社のビジョンや方向性を丁寧に伝え、それに共感できる人材を迎え入れることが重要です。 結果的に、意見を出し合わなくとも「自然にまとまる」組織文化が生まれ、無理なく目標達成に向かって動けるチームが育っていきます。 5. 「一言キャッチフレーズ」では語れない組織の本質 「風通しが良い」「まとまりがある」といった短い言葉では、会社の本質や経営ビジョンは伝えきれません。 大切なのは、自社にとって“本当に必要な組織像”を定義し、それを採用・人事制度・マネジメントに落とし込んでいく事。その上で初めて、簡潔なキャッチフレーズが活きてきます。 6. 他社の真似ではなく、自社の“正解”を見つける 他社の理想像や流行の表現に流されるのではなく、「自社にとって必要な組織像とは何か」を具体的に検討することが経営には欠かせません。 抽象的なスローガンだけを掲げてもうまく機能せず、かえって社内が混乱するリスクすらあります。自社らしい理想を言語化し、それに向かってブレずに歩む事が、持続的な組織づくりに繋がるのです。 ~お知らせ~ この番組は、社会保険労務士の田村が、働き方改革や労使関係の改善に役立つ情報を提供する番組です。また、外国人労働者や海外駐在員の労務管理に携わる企業の方にとって、現場で役立つ実務的なアドバイスもお届けしております。 本番組は、社会保険労務士事務所Sun&Career代表の田村が毎週1回配信しているサンキャリアニュースの音声版チャンネルです。 本番組のパーソナリティーは社会保険労務士事務所Sun&Career代表である田村のAI音声を使って配信しております。 この音声にはAIによる自動翻訳が使用されています。可能な限り正確な日本語訳を提供するよう努めておりますが、AIの特性上、一部の表現やニュアンスが正確に反映されない場合がございます。 本音声のブログ版はこちらからご覧ください。 また、AI音声ではなく、リアルな田村が配信しているポッドキャストはこちらをお聞きください。 企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』 https://stand.fm/channels/6254c0fdbe02ac071a666ab5 パーソナリティー:田村陽太 東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や...
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    5 mins
  • 【第284回】『小規模事業者が抱えやすい労務トラブルの傾向とは?』
    Nov 6 2025
    【第284回】『小規模事業者が抱えやすい労務トラブルの傾向とは?』 「うちは従業員10人もいないから大丈夫」 そう思っていませんか? 実は、小規模だからこそ起こりやすい労務トラブルがあります。 人数が少ないほど、“見えているつもり”のリスクが潜んでいます。 トラブルを防ぐ第一歩は、ルールと知識のアップデートからです。 中小企業のリアルを現場目線で解説しています。 気になる方はぜひポッドキャストを聞いてみてください! 小規模だから大丈夫?見落とされがちな労務トラブルの落とし穴 従業員数10人未満の小規模企業では、経営者がプレイヤー、管理職、人事権者を一手に担うことが多く、現場の様子が“見えている”つもりになりがちです。しかし実際には、小さな組織だからこそ発生しやすい労務トラブルが存在し、見逃されやすい傾向にあります。 知識不足がトラブルの火種に?経営者の情報アップデートの重要性 労務に関する法律や社会的要請は年々変化しており、働き方改革やハラスメント対策など、経営者が最新情報を知らずに自己流で対応してしまうと、意図せぬトラブルを招く原因になります。 また、社労士に任せていても、従業員対応には「自分の言葉」でルールを説明できる知識が不可欠です。 業務量の偏りと「頑張ろう精神」の限界 少人数の職場では、一人あたりの業務負担が増えやすく、プレイヤー兼経営者の目が行き届かないこともあります。「これくらい当然」という意識が残業やモチベーション低下を引き起こすリスクがあります。 現代では、「気合」ではなく「設計」で生産性を高めることが経営者に求められています。 曖昧なルールがトラブルを招く──書類整備の必要性 10人未満の企業には就業規則の作成義務はありませんが、ルールが整備されていないことで、注意・是正・評価の根拠が曖昧になり、不公平感や不満が募る原因になります。 「問題が起きてから慌てる」のではなく、「説明できる体制を前もって作る」意識が大切です。 まとめ:小規模でも“安心して働ける環境”を整える事が競争力になる 採用や定着が難しくなっている今の時代、「規模が小さいからこそ整えておくべき」労務体制があります。経営者自身のアップデート、適正な業務設計、そして社内ルールの明文化──これらを着実に進めることが、働きやすさと信頼につながり、結果として企業の強みとなっていきます。 ~お知らせ~ この番組は、社会保険労務士の田村が、働き方改革や労使関係の改善に役立つ情報を提供する番組です。また、外国人労働者や海外駐在員の労務管理に携わる企業の方にとって、現場で役立つ実務的なアドバイスもお届けしております。 本番組は、社会保険労務士事務所Sun&Career代表の田村が毎週1回配信しているサンキャリアニュースの音声版チャンネルです。 本番組のパーソナリティーは社会保険労務士事務所Sun&Career代表である田村のAI音声を使って配信しております。 この音声にはAIによる自動翻訳が使用されています。可能な限り正確な日本語訳を提供するよう努めておりますが、AIの特性上、一部の表現やニュアンスが正確に反映されない場合がございます。 本音声のブログ版はこちらからご覧ください。 また、AI音声ではなく、リアルな田村が配信しているポッドキャストはこちらをお聞きください。 企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』 https://stand.fm/channels/6254c0fdbe02ac071a666ab5 パーソナリティー:田村陽太 東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。 サンキャリアのHP https://www.srcc-suncareer.com/ 本音声番組のブログ版(全投稿)はこちらです。 https://www.srcc-suncareer.com/blog 本番組は毎週金曜日に定期更新! 番組へのメッセージはレターやXまで! Xはこちら(@...
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    4 mins