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#46 みんなが知らない建築のゴミ問題。「余ったら捨てる」という業界の普通(高山泉さん編⑥)

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▼今回のトーク内容:建築のゴミについて、再び高山さんをお迎え/みんなのすながわプロジェクトが始まるまで、建築のゴミがどうなるのか意識していなかった/今井は現場に行ってみて、ゴミの多さに驚く/資材を1割ほど多めに頼んでおいて、余ったら捨てるのが業界の普通/今井はみんなの工場の余った資材をすべて見せてほしいという要望をした/納期を守られた代わりに、大金を払っている/個人住宅でも、同じようなゴミ問題が/捨てる費用は、資材を買うのと同じか、下手したらそれより高いお金がかかっているかも/余った資材を買うお金と、それを捨てるお金が余計にかかっている/みんなの工場で余った床材で、MASHION SHIROの床を張ることができた/高山さんもアリイイリエさんも、そのゴミの量に改めて向き合ってショックを受けた/産廃業者によってもやり方が違う/業者を選ばないと、業界全体が変わらない/解体された建物の断熱材は、土の中に埋められていたりする/業界全体に「こういうものだからしょうがない」という雰囲気があるのでは/過去の失敗から「1割多めに頼む」という慣習がある/設計やサプライヤーの工夫から、業界の変革が始まる/施主が「こうしたい」と言ったとき、建築側は「これだけの廃棄が出るけど大丈夫?」という問いを立てる必要がある▼番組概要:コスメティックブランド「SHIRO」が手掛ける、北海道砂川市の砂川パークホテル・リニューアルプロジェクトを題材に、さまざまな社会問題をビジネスで解決していくプロセス、「あいだ」をお見せする現在進行形のドキュメンタリー番組。理想と現実、都市と地方、人と人など、さまざまな「あいだ」をキーワードに語っていきます。MCはSHIROブランドプロデューサーの今井浩恵と、ノンフィクションライターの泉秀一。毎週水曜日配信。▼番組ハッシュタグ:#あいだのハナシ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください:aidano@shiro-shiro.jp▼MC:今井 浩恵(株式会社シロ 代表取締役会長兼ファウンダー/ブランドプロデューサー)1974年、北海道旭川市生まれ。1995年、株式会社ローレル(現SHIRO)に入社。2000年、26歳で社長に就任。化粧品雑貨のOEM事業を拡大させた後、「自分たちが毎日使いたいものをつくる」という想いのもと、2009年にブランド「LAUREL」を設立、ブランド設立10周年を迎えた2019年には、社名を株式会社シロに、ブランド名を「SHIRO」に変更。2021年7月に社長を退任し、会長に。以来、ブランドプロデューサーに就任しクリエイティブ統括に専念、みんなのすながわプロジェクトを始動。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/imaihiroe⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠泉 秀一(ノンフィクションライター)1990年生まれ。福岡県出身。関西大学社会学部卒業後、ダイヤモンド社に入社。週刊ダイヤモンドの記者などを経て、2017年にNewsPicksに入社。NewsPicksで経済コンテンツを中心に担いながら、人物取材が好きだった。2022年7月から2023年9月までNewsPicks編集長。2024年4月、ノンフィクションライターとして独立。著書に『世襲と経営 サントリー・佐治信忠の信念』(文藝春秋)がある。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/planb_izumi⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠▼ゲストプロフィール:高山泉(砂川パークホテル リニューアル計画 プロジェクトマネージャー)1976年大阪府茨木市生まれ。大学院卒業後、建築設計事務所に勤務。2007年アラップに入社後、数多くの建設関連のプロジェクトマネジメント(PM)に従事。2023年にオープンしたSHIROの「みんなの工場」を担当したことが契機となり、2024年に独立。建築のPMの枠組みを超え、建築主に伴走するクライアントワークに取り組む。2023年末に一般社団法人「森を耕す」の設立に参加。森や森に関わる人々の支援に取り組む。▼SHIRO公式サイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://shiro-shiro.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠▼あいだのハナシ note...
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