• 【変身 1/4】フランツ・カフカ:The Metamorphosis : Franz Kafka
    Nov 28 2025

    フランツ・カフカ「変身」の朗読です。(1915年)。

     

    朝起きたら虫になっていた!?「なろう」ではありません、救いのなさを描くストーリーですのでご容赦ください。悲しき労働者の役割依存を描く。家族メンバーの共依存・無関心風味もご注目ください。

    著者:フランツ・カフカ(1883-1924)

    チェコの小説家。富裕な生まれであったが、家族との確執を抱え寡作な人だった。その作品には不条理が多く書かれる。

    BGM素材: Hagali https://hagall.info/

    異郷の鐘

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  • 【倫敦塔 2/2】夏目漱石:The Tower of London : Soseki Natsume
    Oct 2 2025

    夏目漱石「倫敦塔」の朗読です。(1905年、明治38年)。1900~1902年の間、漱石が英国に留学した際に見物したロンドン塔に関しての紀行文。後編。

    虚構と史実の絶妙なグラデーションを、ユーモアを交えた筆者らしい筆致で締めます。

    ボーシャン塔=ロンドン塔のビーチャムタワー。

    著者:夏目漱石(1867-1916)

    小説家、英文学者。「倫敦塔」は、帝国文学会の機関紙「帝国文学」に寄稿されたものである。同機関紙には、芥川龍之介の「羅生門」なども掲載された。

    BGM素材: Hagali https://hagall.info/

    Lullabyfor Tiu Lii (instrumental)

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  • 【倫敦塔 1/2】夏目漱石:The Tower of London : Soseki Natsume
    Sep 25 2025

    夏目漱石「倫敦塔」の朗読です。(1905年、明治38年)。1900~1902年の間、漱石が英国に留学した際に見物したロンドン塔に関しての紀行文。前編。

    セピア色の歴史の幕の向こうに、ロンドン塔の歴史が紅茶の煙のようにゆらりと立ち上がります…

    「トウキョウ」→塔橋。テムズ川のタワーブリッジのこと。

    「ケットウ」→血塔。ロンドン塔のブラッディ・タワーのこと。1483年、幼き王子兄弟(エドワード5世とその弟)を幽閉した場所。

    「ハクトウ」→白塔。天守閣にあたるホワイト・タワー。1399年、リチャード二世が幽閉された。

    著者:夏目漱石(1867-1916)

    小説家、英文学者。「倫敦塔」は、帝国文学会の機関紙「帝国文学」に寄稿されたものである。

    BGM素材: Hagali https://hagall.info/ Lullabyfor Tiu Lii (instrumental)

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  • 【青い玉と銀色の笛】小川未明:The Blue Orb and the Silver Flute : Mimei Ogawa
    Aug 11 2025

    小川未明の短編童話、「青い玉と銀色の笛」です。

    起承転結は少ないながらも、色彩豊かな世界観が持ち味の作品です。まるで座禅を組んでいるような「今ここ」の世界観を感じられます。


    小川未明(1882-1961)。

    修験者を父に持つ児童文学作家。日本のアンデルセンといわれる。代表作に「赤い蝋燭と人魚」など。

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  • 【初恋 2/5】イワン・ツルゲーネフ First Love: Ivan Turgenev
    Aug 9 2025

    イワン・ツルゲーネフの文学長編、「初恋」の第二部。

    第5章から第9章まで収録しています。

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    1 hr