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竹田ダニエル「ON STAGE ON AIR」

竹田ダニエル「ON STAGE ON AIR」

By: J-WAVE
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エンターテインメントを支える人たちのリアルな声を聞くPODCAST。

NAVIGATORはアメリカ在住のジャーナリスト/研究者 竹田ダニエル。

音楽を中心に多様なエンターテインメントを深掘り。ポップカルチャーの魅力だけでなく、社会性やアイデンティティ、そして、そこから生まれるトレンドまでゲストとともに考察します。


毎週火曜お昼12時配信。

FMラジオ J-WAVE(81.3FM)「PEOPLE'S ROASTERY」内

「PODCAST PICKS」(15:40~)にて毎週火曜日、ダイジェスト版をON AIR。

J-WAVE
Music Politics & Government Social Sciences
Episodes
  • #16:ALYSA × 竹田ダニエル「“自分らしくありたい”に寄り添う音楽ジャンル "LOOSE POPS"」
    Jul 15 2025
    前回に引き続き、ゲストは音楽プロデューサーのALYSAさん!クリエイティブレーベル【O21】レーベルヘッドとしての覚悟、ガールグループ・Ettoneが掲げる"LOOSE POPS"への想いなどについて伺いました。▼ALYSAがレーベルヘッドを務める【O21】から 第一弾アーティストとしてデビューを発表 クリエイティブガールグループ・Ettone▼自分らしくありたい、に寄り添う 音楽ジャンル "LOOSE POPS"▼全てを完璧にこなせる"崇拝者"ではなく あるがままを肯定・先導してくれる"代弁者"▼「誰かに寄り添いたいという気持ちが強い子たち」▼グループが形成されていく過程で光が当たるのは 歌、ダンス、ビジュアルの3つの要素に偏りがち▼ガールグループの市場においては "旬の期間"がどうしても生まれてしまう▼クリエイティブに対して共感するファンがいたら どう変わっていこうとクリエイティブに対して賛同してくれるんじゃないか?▼"消費"という言葉がついてくる以上、 リアルっぽいものを演出しなければいけない▼リアルが求められる時代 何がリアルなのかが変わっていく中で 本質としてのクリエイティブに着目▼7人とスタッフの人生がかかっている 成功するまでやる覚悟の重さ▼アーティスト側に立つ人はどうしても 裏方の苦労が見えづらくなってくる時期がある▼スタッフ側の立場からも アーティスト側の苦労はなかなか見えない▼自分のために動いてくれている人のことを 忘れずにやっていける人は、業界で長く生きていける▼"クリエイティブファースト"をコンセプトに掲げた理由▼理解されない裏方の重要性 竹田ダニエルが裏方として見てきたこと▼社会経験がないままアーティストとしてデビューするのは メリットもあればデメリットもある▼アーティスト本人にクリエイティブを生み出すスキルを 身につけさせることが大事▼Ettone、育成期間に作詞、作詞、ラップ、 コレオ(ダンスの振付や構成)、ビジュアルなど多岐にわたって猛勉強▼デビューの作品はメンバーもALYSAとともに作詞作曲に関わる▼【O21】に所属する全てのアーティストは、 クリエイティブに携わっていく▼現場の雰囲気やメンバーの体調、 悩みなどを分かっていないと一緒にクリエイティブを作ることはできない▼ALYSAは寮母のようなプロデューサー▼「メンバーたちと一緒に成長させてもらっている」▼"ビジュアル"という言葉への違和感 見た目の良さ=ビジュアルの良さを褒めていい風潮▼「ビジュアルって担当するものなの?」▼アーティストが外的な要素ばかりで評価されてしまうと 外的な要素の方が大事だという価値基準を身につけてしまう▼各々が思うビジュアルの良さは絶対に否定したくない▼こうなってほしいというビジュアルを プロデューサーの方から提示するのは違う▼自分らしくある "LOOSE POPS"の根源▼変わっていく世の中の美しさの基準 世間のベストに合わせていたら自分が消耗してしまう▼経験やヒストリーが無いと"自分らしさ"が持てない▼日本のガールグループは、音楽市場も含めて、 他国の音楽市場に寄っていっている気がしていた▼世界に行くために他国のトレンドを とにかくフォローする日本のグループたち▼日本の音楽性をベースに アーティストの気持ちや表現したいことをのせる コンセプト"LOOSE POPS"の誕生▼誰かの言葉に救われる瞬間に目を向ける▼「普段どんな音楽聴いてる?」は一番怖い質問▼K-POPやJ-POPを真面目に書いていた時期は そのリファレンスを聴きまくっていた▼曲を聴いたらその曲のリファレンスがなんとなく分かる?▼竹田ダニエル「ALYSAはDJできそう」▼【O21】のアーティストが世界的に認められるために▼とにかく諦めないのはディズニーで身につけたスキル?ー ALYSA Information ーALYSA XALYSA InstagramCreative Label【O21】 ホームページCreative Label【O21】 XCreative Label【O21】 Instagramー 番組 & 竹田ダニエル Information ーON STAGE ON AIR X竹田ダニエル Instagram竹田ダニエル X
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    39 mins
  • #15:ALYSA × 竹田ダニエル「クリエイティブファーストの意味って?」
    Jul 8 2025
    今回のゲストは、ソングライターとしても活動するプロデューサーのALYSAさん!留学先のカナダで自身の在り方が変わった経験や、K-POPの世界で求められるスピード感、「このプロデューサーはすごい」と思う人物などについて伺いました。 ▼3歳からピアノ、5歳から作曲を始める ▼大学卒業後、カナダで音楽プロダクションを学び、  現地で音楽プロデューサーとしての仕事をスタート ▼韓国と日本を中心にポップミュージックを制作、  BE:FIRST、MAZZEL、aespa、LE SSERAFIM、  NiziU、MISAMO、SixTONESなど  国内外のトップアーティストの楽曲を制作 ▼2020年に楽曲を提供したSuperM 『So Long』  全米Billboard TOP200 にて2位、  Globalチャートにて1位を獲得するなど大ヒットを記録 ▼親がピアノの先生で、音楽が組み込まれた日常生活 ▼思春期の頃はピアノが嫌いすぎて  左手で雑誌を読みながら  右手でリズム練習をするスキルを身につけた ▼ラーメン屋さんに1時間並んだら  途中から列を抜けられないタイプ ▼一回始めたら最後までやらなきゃいけない  音大行くって決めたら駆け抜けないといけない意識があった ▼クラシックの世界から音楽プロデューサーへ ▼音楽大学のレベルの高さに挫折  一度は企業に就職したものの、  自分の人生の中で芸術を手放してはいけないことに気づいた ▼「クラシックの道は自分の生きざまとしては違うかも…」  ポップミュージックを極めるためにカナダへ留学 ▼カナダで1番に思ったこと  音楽プロダクションの学部にいる人達が  あまりにも自信に溢れていた ▼「私も一回ぐらいチャンスを与えられてもいいんじゃない?」と奮起 ▼自信の在り方と音楽大学の特徴  レベルの格付け、評価基準が変わることで挫折する人が多い ▼プロデューサーはネットワーキングスキルが重要  話術も含め横の繋がりでの評価も大きい ▼カナダの多様性の中にぶち込まれた  トロントは特に人種のモザイク感がすごいある ▼ALYSAが留学していた当時は  大きな差別もほとんど受けず勉強だけに没頭できた ▼音楽マネジメントから音楽プロダクションの道へ  「私でもいけるんじゃない?」と気づいた瞬間に切り替え ▼韓国やアメリカの音楽業界で成功している人は  ガツガツしてる人が多い  カナダは一歩引いた感じの人が多い ▼竹田ダニエル、カナダでカルチャーショックを受けた出来事 ▼K-POPアイドルの市場はコンペティションベース  アーティストと対になる現場は基本的に無い ▼曲が良ければ採用されるし、 曲が良くなかったら採用されない ▼何千曲の中から一枠を勝ち取れるかの繰り返し ▼ALYSAのMacには、採用されていないデモが何千曲と入っている ▼ K-POPのスピード感についていくには、  ある程度、自分がマシーンにならなきゃいけない部分も▼リファレンス資料から共通点を見つけて曲を制作 何を求められているかをとにかくスピード感を持って読み解く▼リスナーには会社側からの要望は全然見えない  曲の人気がなかったらプロデューサーのせいに… ▼たくさんの理不尽な思いをしても諦めないのは  ただラーメン屋に並び続けているだけ?▼曲を書くときにはどこから始める? ▼相手が求めているものを作るために  どのパートを先に作る方が作業しやすいのかを考える ▼クラシックピアノはある意味体育会的な作業  DAWのスキルとは全然違う?▼BE:FIRST『Sapphire』  ストリングスやベースなども全部自分で弾く 音大で勉強したことを応用 ▼アメリカや韓国では採用してもらうために  ガツガツ行かないと置いていかれる ▼楽曲制作は、みんなの想像の100倍以上は地味 ▼Shintaro YasudaもALYSAも  ヘッドホンとラップトップと 小さいMIDIキーボードで世界を回っている▼ミニマムで自分の音のクオリティーを保つかを模索▼ボーカルディレクションをするときに絶対譲れないこととは? ▼竹田ダニエルが参加した  BE:FIRST『Genesis』のレコーディング ▼正解があるわけじゃないけど、格好良く聴こえるような発音がある ▼海外のリスナーを増やしたいと思う人は  発音を意識しないともったいない ▼竹田ダニエルが...
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    42 mins
  • #14:ARISAK × 竹田ダニエル「アーティストの魅力を引き出すアートディレクション」
    Jul 1 2025
    前回に引き続き、ゲストはフォトアーティストのARISAKさん!アーティストとAIの関係性や、Murray (hard life)・BMSG所属アーティストなどとの撮影の裏側について伺いました。▼被写体の素材の良さを生かしつつ、 メイクや衣装などの演出で全く違う側面を見せる ARISAKのアートディレクション▼架空の雑誌ビジュアルとして立ち上げた SNS連載【月刊ARISAK】▼日本はコンサバティブな写真の撮り方をする人が多い▼ARISAKの美的世界観に共鳴するような 冒険心のあるアーティストをピックアップするセンス▼キャスティングは直感的 セレクトの水準は”面白かったらなんでもあり”▼DAZED、GQ、VOGUEなど海外のモード誌に出演していそうな人▼圧倒的に光る何かを持っている 「この人を絶対撮りたい」と思わせる人をキャスティング▼CYBER RUI、OZworldなど… ARISAKが撮影することで 今までの世界観とは違ったイメージの作品に▼“好きに料理してください”みたいなスタンスが ある程度ないと撮影は難しい だからこそ面白いプロジェクトができている▼hard life・Murrayとの撮影裏話 メイクやスタイリングの提案も全て受け入れる、クリエイターへのリスペクト▼Murrayが持つ映画俳優のような吸収力とパフォーマンスの見せ方▼Taka Perryが教えた? 日本語を一生懸命喋るMurrayにほっこり▼アーティストの中で撮影回数が一番多いのはOZworld 長い時を共に経てお互い進化し続ける大事な仲間▼OZworld、最初の打ち合わせ 「ARISAKさんって、もしかして宇宙人ですよね?」▼1stアルバム『OZWORLD』のビジュアルを撮影 人間の皮を被っている宇宙人を表現▼特殊メイクの巨匠Amazing JIROが宇宙人のペイントを手掛ける▼AIや合成に見えて、実はアナログな感じを出したかった▼写真とAIを上手く合わせて作り上げるのも面白いけど… そればっかりやっているとAIに負けた気にもなる▼流行りは受け入れつつ、 自分の脳みそででしか出てこない何かも大事にしていきたい▼写真をジブリ風に加工するChatGPTは データを盗用している=作品の盗用?▼CGやグラフィックアーティストたちの仕事が AIに奪われているという意見も▼アーティストがAIを少しでも使うと “AIを使ったアーティスト”というイメージがついてしまう▼AIっぽいからAIなんじゃないか?と 疑いをかけられてしまう時代に▼アメリカの大学でも課題にAIを使う学生が増加 使ってはいけないと言われても使わないと損だと思ってしまう▼アイデアを伝えたいときのリファレンス資料を オリジナルで作るためにChatGPTに課金▼クリエイターのリファレンス資料 Pinterestに頼りすぎている問題▼写真の構図やアイデアをPinterestに落ちている画像 そのまま使っている作品をよく見かける▼ChatGPTを使って、頭の中にあるアイデアをオリジナルで出す▼MAZZEL、edhiii boi、Aile The Shota… BMSGのアーティストも多数撮影▼曲からのアプローチが得意 散歩しながら聴き込むとアイデアがぽろっと出てくる▼メンバーそれぞれの個性が全然違うMAZZEL パーソナリティも写真に全部映るから 仕上がった作品を見て改めて面白かった▼写真は全てを写す、良くも悪くもドキュメンタリーチック▼空気感も写真に全部出るので、現場の雰囲気の作り方を気をつけている▼edhiii boi、Aile The Shota、それぞれ世界観が強烈だった▼Aile The Shota『夢宙』の歌詞 「オーダーメイドの桃源郷」から着想を得てストーリーラインを構成▼edhiii boiは、彼のバイブスや性格から“ロックスター”を表現したかった ポージングや表情の作り方、引き出しが広すぎて撮影の時にビックリ▼KID PHENOMENON、夫松健介、遠藤翼空、山本光汰の3人を撮影▼フレッシュさもありつつ、前向きな楽曲が多い 特に『Unstoppable』という楽曲の雰囲気がインスピレーションに▼ファッションがめちゃくちゃ詳しくて、 自分たちで探しに行く様が、冒険している主人公たちのようだった▼これからのARISAK もっと海外でも撮影したい、日本だけでなく海外で作る面白さがあるー ARISAK Information ーARISAK XARISAK Instagramファッション&ビューティメディアWWD JAPANにて連載中【ARISAK Labo】ー 番組 & 竹田...
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    37 mins

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In the spirit of reconciliation, Audible acknowledges the Traditional Custodians of country throughout Australia and their connections to land, sea and community. We pay our respect to their elders past and present and extend that respect to all Aboriginal and Torres Strait Islander peoples today.