「出会い」がもたらす「奇跡」を描いた全3篇 ■「夏の体温」2002年刊行、瀬尾さんのデビュー作『卵の緒』で描かれたのは、小学生男子の視点で綴った「親子の絆」。
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明日が怖いものではなく楽しみになったのは、あの日から――『そして、バトンは渡された』『夜明けのすべて』の著者の書下ろし長編
知ってる?夜明けの直前が、一番暗いって。「今の自分にできることなど何もないと思っていたけど、可能なことが一つある」
愛はここにある。幸せはここにいる。「これまでの私の人生を全部込めたと言い切れる作品を描きました」――瀬尾まいこ 母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。
混雑した駅中、彼女は驚いた様子でまっすぐ僕の方へ歩いてきた。それが僕たちの出逢いであり、恋人同士になるきっかけだった。でも、心も身体もすっかり馴染みきったある日、唐突に知ってしまう。