S2-E1:「思想が強い」をメタ化するイデオロギーの映画 デヴィッド・フィンチャー監督「ファイト・クラブ」presented by村上 cover art

S2-E1:「思想が強い」をメタ化するイデオロギーの映画 デヴィッド・フィンチャー監督「ファイト・クラブ」presented by村上

S2-E1:「思想が強い」をメタ化するイデオロギーの映画 デヴィッド・フィンチャー監督「ファイト・クラブ」presented by村上

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まず、配信がとても遅くなりましたことを心よりお詫び致します。楽しみにして頂いていたリスナーの皆様大変お待たせ致しました。そして、申し訳ございませんでした。

その理由として、まずは今回より「SEASON2」のフェーズに入り、新ジングル作成にかなり時間を要してしまったこと。ホストを務めております教授、村上、ちょりの3人のスケジュールが確保できなかったこと。

加えて配信のプラットフォーム(?)の仕様変更(=事実上のサービス停止)によって約10ヶ月ぶりの更新となってしまいました。元々不定期配信の当番組ではありますが、まだまだ模索中の状態でございます。

というわけで、当エピソードの収録もかなり前のこと、2024年5月に収録致しました。取り上げる作品は、村上君セレクトによるデヴィッド・フィンチャー監督の「ファイトクラブ」です。村上君が固執している「90〜00年代的価値観」からの現在の若者世代への影響というテーマは40代半ばである私(教授)には、まさに現在の村上君やちょりさんぐらいの年代だった頃のリアルタイムで体感した世代であり、むしろそのジェネレーションギャップによる「衝突」が聴きどころでもあります。

また、議論は「普遍的価値」と「時代性」についても及び、当番組で繰り返し語られている「我々は作品のメッセージを誤解し続けている」という論点に辿り着きます。

「時代の作品」だからこその作品の普遍性は、その発表当時では作品を上手く受け止められないという事を引き起こします。むしろ年数を経て時代の価値観が変容した時にこそ、そのメッセージが明確になるということも往々にして起こります。

今回取り扱う「ファイト・クラブ」はまさにそういう作品だと思うのです。(教授)


CAST/ 教授、村上、ちょり

STAFF/ DIRECTOR & EDITER:ProfM

COVER ART ILLUSTRATION:CHORI

SOUND STICKER:MURAKAMI


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cinemadecanard@gmail.com

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