Ep.929 伝説のVC、ついに日本上陸──「Shizuku AI」が描く“AIの初音ミク”構想(2026年2月12日配信)
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シリコンバレーの歴史が、ついに日本のスタートアップと交差しました。昨日、2026年2月9日、米ベンチャーキャピタルの雄、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が、創業わずか半年の日本発スタートアップ「Shizuku AI」への出資を発表しました。a16zが日本関連企業に投資するのはこれが初めてであり、評価額は異例の7500万ドル、日本円にして約120億円に達しています。
なぜ、世界中のAI企業が列をなして求愛するa16zが、日本の「Shizuku AI」を選んだのでしょうか。その理由は、独自の技術と日本の「お家芸」の融合にあります。
Shizuku AIの最大の武器は、小平暁雄CEOが開発した「StreamDiffusion」という技術です。これまでの画像生成AIは、一枚の絵を作るのに数秒の待ち時間が必要でしたが、この技術は1秒間に100枚以上の画像をリアルタイムで生成できます。これにより、AIキャラクターはユーザーの言葉に瞬時に反応し、まるで生きているかのように滑らかに動き続けることが可能になります。
a16zは以前から「AIコンパニオン」こそが次なるSNSになると提唱してきました。テキストだけのチャットボットではなく、表情豊かに動き、ユーザーの人生に寄り添うパートナーです。Shizuku AIは、この技術的基盤に加え、日本が得意とする「愛されるキャラクター作り」のノウハウを持っています。目指すのは、いわば「自律的に思考し、会話する初音ミク」です。
今回の出資には、QuoraのCEOやDeNAも参加しており、調達した資金は専用半導体の確保や、日本のトップクリエイターとの連携に充てられます。日本のアニメ・ゲーム文化が、シリコンバレーの資本と最新技術を得て、世界最強の「AIエンタメ」として輸出される──そんな未来が現実味を帯びてきました。