第500話『自分にyes!と言う』-【軽井沢にゆかりのある作家篇】ジョン・レノン- cover art

第500話『自分にyes!と言う』-【軽井沢にゆかりのある作家篇】ジョン・レノン-

第500話『自分にyes!と言う』-【軽井沢にゆかりのある作家篇】ジョン・レノン-

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軽井沢をこよなく愛した、伝説のアーティストがいます。
ジョン・レノン。
ジョンは、亡くなる3年前から、毎年、軽井沢を訪れました。
オノ・ヨーコの別荘近くにある、万平ホテルが定宿。
ヨーコと、まだ2歳の息子・ショーン、3人の仲睦まじい姿は、旧軽銀座、鬼押し出し、白糸の滝など、各地で目撃され、写真にも残っています。
早くから避暑地として、多くの重鎮、外国人を迎え入れてきたこの地は、いい意味で、ジョンを放っておいてくれました。
過度に騒がず、干渉せず。
ビートルズ時代から、マスコミにさらされ、想像を絶する心ない言葉を浴びせられてきた彼にとって、軽井沢は、唯一、ホッとできる場所だったのかもしれません。
さらに、信州の涼やかで少し湿った風は、ふるさとリバプール、ストロベリー・フィールズを想起させたのでしょう。
写真に写るジョンは、どれも、リラックスしていて、素の表情を隠していません。

ジョン・レノンという唯一無二の芸術家の人生は、ある意味、自分にyesと言うための闘いの歴史でもありました。
多大な賞賛、歓声や評価を受けても、彼自身、自分を肯定することは困難な道のりでした。
1973年にリリースされた名曲『マインド・ゲームス』に、こんな歌詞があります。
「Love is the answer」そして「Yes is the answer」。
愛こそが人生の答えであり、自分にyesということこそが、全ての答え。
さらに歌詞には、こんな一節もあります。
「yesというのは、あるがままの自分に全てをゆだねること」
自ら産み出す音楽で世界を変えたレジェンド、ジョン・レノンが人生でつかんだ、明日へのyes!とは?

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