#5-1 「言語化」の構造──なぜ私たちは言葉にできないと不安なのか
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「言語化が苦手」——そう悩む人は多い。書店には「言語化」本が溢れ、もはや英語やプログラミングと並ぶ定番ジャンルになりつつある。でも、ちょっと待ってほしい。「言語化」って、そもそも何なのか?今回、言語化に関する本を30冊近く読み込んで気づいたことがある。著者によって「言語化」の定義がバラバラなのだ。ある本は「とにかく書け」と言い、別の本は「相手のことを考えろ」と言い、また別の本は「新しい名前をつけろ」と言う。同じ言葉なのに、全然違うことを言っている。つまり「言語化が苦手」という悩みも、実は何が苦手なのか、自分でもわかっていない可能性がある。キャッチコピー力を鍛えたいのに思考整理の本を読んでいたり、感情の言語化に悩んでいるのにビジネス文書の書き方を学んでいたり。今回は「言語化」を6つのタイプに分解し、あなたが本当に必要としている「言葉にする力」は何なのかを考えます。▼ タイムスタンプ00:00 オープニング00:45 言語化本、売れすぎ問題02:30 「言語化」を言語化してみる03:45 6つのタイプ①:思考整理型06:20 6つのタイプ②:自己理解型09:10 6つのタイプ③:伝達技術型12:40 6つのタイプ④:コミュニケーション設計型16:00 6つのタイプ⑤:世界再定義型19:30 6つのタイプ⑥:哲学的探究型22:50 どのタイプが「偉い」のか?24:00 「言語化が苦手」を分解する26:20 次回予告:内面の言語化は150年前に発明された▼ 川地の編集後記今回のリサーチで一番驚いたのは、言語化本の「種類の多さ」ではなく「定義のバラバラさ」でした。同じ棚に並んでいるのに、著者によって想定している「言語化」が全然違うということがあったんです。また、けんすうさんは言語化が得意だと思ってたけど、「構造整理は得意だが、キャッチコピー的に短くまとめるのは苦手」という話は印象的でした。言語化が上手いと言われる人でも、全部が得意なわけじゃない。むしろ自分の得意不得意を自覚しているから、適切な場面で力を発揮できるのかもしれません。▼音楽素材SE by OtoLogic https://otologic.jp/