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2月19日オトクなPosdcast「「揉める前に、仕組みで勝つ」—中山佑樹氏が描く、AIモデルのこれから」

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1. 元CMプロデューサーがAIの世界へ。原点は「労働集約的な現場」の改善中山佑樹氏は、かつて電通テック(現:電通クリエイティブピクチャーズ)でCMプロデューサーとして活躍していました。エンタメ好きで、大学のゼミの論文も映画で書くほどだった中山氏がAIの世界に足を踏み入れたのは、2018年頃のことです。当時はまだ画像生成AI(ディフュージョンモデル)などが普及する前でしたが、ECサイトの商品詳細におけるモデル撮影の現場が非常に労働集約的であるという課題に着目しました。この「クライアントの痛み(ペイン)」をAIで解決できるのではないかという確信が、現在のビジネスの原動力となっています。2. なぜ「業界団体」が必要なのか?「カテゴリーデザイン」の重要性中山氏は事業会社(AI model株式会社)を運営する傍ら、一般社団法人AIモデル普及推進協会を立ち上げ、代表理事に就任しています。その目的は、「AIモデルビジネスとは何か」というカテゴリーそのものを定義することにあります。新しいビジネスが生まれる際、無法地帯にならないよう、また大企業が安心して導入できるよう、標準化やガイドラインの策定が必要です。中山氏は、特定のサービスのデザインだけでなく、**「ビジネスカテゴリーのデザイン」**を行うことが、業界全体の正常化と成長に繋がると考えています。3. 著作権と権利を守る「自社開発の類似性チェックツール」AIモデルの普及において最大の懸念点は、権利侵害や「誰かに似ている」というリスクです。これを解消するため、同協会では独自の類似性チェックツールを開発し提供しています。• Google画像検索を超える精度: 単なる類似画像検索ではなく、顔の同一人物性を判定するAI技術を用い、ネット上の著名人と「本人と思われるほど似ていないか」を高い精度で判定します。• 安心の担保: 大手企業が導入する際の高いハードル(「世界中の誰にも似ていない証明」に近いケア)に対し、システム的に最大限の対策を講じることで、AI活用の安心感を提供しています。4. タレントのAI化がもたらす、クリエイティブとビジネスの新しい形AIモデルの活用範囲は、アパレルの大量生産的な画像制作に留まりません。中山氏は、実在するタレントやアスリートのAI化についても先進的な取り組みを行っています。• 多忙なスターの分身として: シーズン中で来日が困難な海外のサッカー選手や、多忙なタレントをAI化し、本人がいない場所でもCM活動等を行える仕組みを構築しています。• 「生涯キャラクター」の実現: 亡くなった著名人をAIで再現し、遺族の納得を得た上で新しいクリエイティブ(例:松方弘樹さんと梅宮辰夫さんの共演CM)を生み出す試みも行われています。5. 課題は「期待値コントロール」。AIは魔法ではないAIモデルが普及する中での課題として、中山氏は**「期待値コントロール」の難しさ**を挙げています。AIは魔法のツールではなく、従来の撮影とは異なる制作手法に過ぎません。「AIなら何でもすぐ直せる」と思われがちですが、実際には修正できる部分とそうでない部分があり、最初の段階でクライアントと認識を合わせる(握る)ことが、プロジェクトを成功させる鍵となります。
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