田舎坊主の読み聞かせ法話

By: 田舎坊主 森田良恒
  • Summary

  • 田舎坊主の読み聞かせ法話 田舎坊主が今まで出版した本の読み聞かせです 和歌山県紀の川市に住む、とある田舎坊主がお届けする独り言ー もしこれがあなたの心に届けば、そこではじめて「法話」となるのかもしれません。 人には何が大事か、そして生きることの幸せを考えてみませんか。
    田舎坊主 森田良恒
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Episodes
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<退院そして妻の病院へ>
    May 8 2025

    ■退院、そして妻の病院へ

    ※妻の入院中、病院ではすべて長兄の奥さん(義姉)が付き添ってくれた。本当に助けていただいた。

    2015年6月11日

    妻がW病院に転院する。ヘルパーKさんに手伝ってもらって、副住職と娘にいってもらう。

    娘たちが帰るまで、妻は泣いていたそうだ。かわいそうだけどしばらく我慢してくれよ・・・。

    2015年6月12日

    N病院整形外来通院。CRP炎症異常なし。レントゲンを見る。骨ができるまで数ヶ月かかるそうだ。抗生剤は6ヶ月は必要。やっとこれから骨が少しずつできていくのか・・・

    2015年6月14日

    昨日から座りっぱなしで少し足にむくみが出てきた。筋肉もなくなっているので、少し階段を上ったりしないと・・・。

    2015年6月15日

    退院後はじめてW病院へ行く。やっぱりわしが死んだと思ってた様子。薬は効いていて歩いてお風呂に行く。ただ嚥下リハビリでプリンを食べないと言って、リハビリの先生を困らせている。帰りには機嫌良くしてくれた。

    2015年6月18日

    妻の幻覚が続いていて、スニーカーの支払いが済んでいないと何度も話す。

    2015年6月19日

    N病院外来。整形通院。CRPは〇・〇五で異常なかった。次回は二週間後の外来。

    2015年6月25日

    妻はよく眠っていて、目が覚めてから帰ってきた。ニュープロパッチ(パーキンソン病の貼り薬)がかゆくて剥がすので、飲み薬のカバサールに変更してもらう。

    2015年6月27日

    新刊「田舎坊主の七転八倒」ができあがり届く。

    2015年6月29日

    妻の伸びた髪と、ついでに爪を切る。幻覚が強いのが心配。かわいそうにベッドの手すりに首をはさんで首の後ろにキズができていた。褥瘡もあるようで貼り薬をしてもらっている。

    2015年7月2日

    妻の入院費支払い。しりとりをして遊ぶと落ち着いている。

    2015年7月3日

    N病院整形外来。CRP〇・〇七で異常なし。内科担当主治医だったN先生に新刊本を贈呈する。

    2015年7月6日

    妻に果物入りゼリーを少し食べさせた。看護師から注意を受けたが、食べやすくのどの通りのよい気に入ったものなら、食べられるのになあ・・・

    2015年7月9日

    W病院へ。妻ちょっと不安定。

    2015年7月11日

    昨夜久しぶりに大腸憩室炎の痛みが出て、眠られず。

    2015年7月13日

    妻、割合気分がいいよう。

    2015年7月16日

    妻がリハビリの先生と一緒に売店へ行ってサンドイッチを買って食べさせてもらったそうだ。よかった!久しぶりにうれしいこと・・・・。

    2015年7月17日

    N病院外来通院。CRP〇・〇二。異常なく、レントゲンも大きな変化なく、少し骨ができているそうだ。

    2015年7月21日

    N病院内科外来。贈呈した新刊本をN先生が奥さんに読んでもらったら、「はじめてN病院での医師としての仕事の内容を知ったみたいだ」と苦笑しながら話してくれる。

    ※N病院のN先生はまさに「医は仁術」という言葉が当てはまる医師で、このことについて「田舎坊主の七転八倒」で触れていた。

    2015年7月23日

    焼きそばとコロッケを作って持っていく。妻は手をたたいて喜んで食べる。でも少ししか食べられないのか「胃が小さくなった」と言う。リハビリの先生にも呑み込みを見てもらったが、うまく嚥下できているということで、軟らかい食事から出してくれるそうだ。ありがたい。

    2015年7月27日

    オムライスを作っていく。リハビリの先生にお昼ご飯を食べさせてもらっていたけど、半分ほど喜んで食べる。明日から三食ハーフで食事を出してくれる。

    合掌

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    9 mins
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<抗生剤点滴から経口へ>
    May 1 2025

    ■抗生剤、点滴から経口へ

    2015年5月26日

    経口抗生剤クラビット500mg朝一錠、今日から。夜9時大便。

    友人A君本を差し入れ。子どもたちが来てくれる。

    2015年5月27日

    10日時大便。売店へ歩いて牛乳買いに行く。

    妻のお姉さんたちが来てくれる。妻がW病院へ転院することを話す。

    2015年5月28日

    今夜はじめてボルタレンを飲まず過ごす。すごいことや。

    檀家のIさん亡くなる。三人僧のため院号をつけて戒名メールで送る。

    きょうは28日、副住職が護摩を焚いてくれる。

    2015年5月29日

    採血あり。娘と孫たちが着替えを持って来てくれる。

    文芸社に原稿を校正して送る。

    2015年5月30日

    夜九時大便。

    Iさんお葬式、結集のK寺に手伝い依頼。

    2015年5月31日

    9時大便。痛みは朝起きがけのとき、左足太ももが少しつっぱるが、夜のボルタレンを止めても大丈夫のようだ。

    今まで手帳に書いていた日記をPCでファイルに書き込む作業する。

    田辺での友の会の総会が始まる前にYさんに電話を入れる。Eさんは来てるが奥さんが入院したそうでMさんは欠席という。みんな役員も大変だ。

    2015年6月1日

    9時大便。10時シャワーに行く。

    副住職と娘が着替えもって来てくれる。末の孫は眠ったまま。

    2015年6月2日

    9時大便。装具屋さんにコルセットを調整してもらう。

    副住職と娘が家で夏物に入れ替えてくれる。

    お義姉さんに妻が「グレーのカバン(財布)を盗られた」と言っているという電話が、娘にかかってきて、そんなカバンがあるのかどうか、わしに確認の電話が入る。また、妄想なのか?幻覚なのか? 妻の調子が気になる。また、コロッケと巻き寿司を買いに行くとも言ってるそうで、薬が効いていると食べたくなるのか、そんなことも話しているという。また少し心配になる。

    娘には大事なものが入ったカバンはちゃんと預かってるからと、安心させてくれるよう頼んでおく。

    ヘルパーKさんとSさんが見舞いに来てくれ、わしも久しぶりに楽しくしっかり話ができた。

    2015年6月3日

    W病院へ副住職と娘が家族面談で行ってくれて、妻の転院が11日午前中に決まる。

    ケアマネMさんから電話あり、わしの介護保険を準備しますとのこと。「ギャッジアップベッドを借りる段取りをしてもらう」っていうけど、わしはまだ年が足らんはず。

    檀家のSさんがきて長く話していく。「他宗に入るので掛け軸を燃やしてもいいか」と聞きに来る。

    2015年6月4日

    シャワーに行く。

    副住職と娘、孫たち来てくれる。2番目の孫は吐いたそうで保育所を休んだ。

    妻は歩けるようになっていると、看護師から説明してもらったそうで、「11日のW病院への転院も自分で歩けるから自家用車で行ってください」という。

    夕方、お店をしてるYちゃんがまたおかずもって来てくれる。今度はカツオの佃煮とナマズの蒲焼きと小鮎の煮付け。川で釣ってきたそうだ。ごちそうさま。

    2015年6月5日

    採血。レントゲン。血液検査もレントゲンも問題なしで8日に退院が決定しました。

    ケアマネMさん、真剣な顔で、「介護保険は年齢足らない」と言いに来る。

    2番目の孫がピアノ練習の帰り、末の孫と寄って、ナマズの蒲焼き・鮎甘煮・佃煮を持って帰る。

    2015年6月6日

    病院内の非常階段でリハビリウオーキングする。

    パーキンソン病の友の会会員Mさんから電話あり。奥さんが五月初めに腰椎の圧迫骨折で入院し、今はやっと歩けるようになったとのこと、みんな大変です。患者会会員のYさんが病気による指先切断のため入院してきた。みんな大変なんだ。

    2015年6月7日

    部屋の洗面器でシャンプーする。そのあと非常階段でリハビリウオーキングする。

    いよいよ明日退院。

    2015年6月8日

    2ヶ月ぶりにN病院退院。帰りに副住職と娘、回転寿司へ食べに連れて行ってくれる。

    合掌

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    10 mins
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<わずかな光が見えてきた>
    Apr 24 2025

    わずかな光が見えてきた

    2015年5月14日

    右腰がまだ痛い。寝返りが怖い。それでもこのごろ少しわしにも目の前に明かりが見えてきたように思う。

    叔父がリハビリの専門病院へ転院する。

    副住職がお寺の押し入れなどを整理してくれる。

    2015年5月15日

    子どもたちが新しいパジャマを届けてくれる。近所のTさんがここに入院中らしい。

    檀家さんや総代さんや土寺小屋の小屋生さんたちが見舞いにきてくれる。

    2015年5月16日

    午後、部屋の洗面台で自分でシャンプーする。夜八時大便。

    夕方、副住職一家みんなが来てくれる。

    2015年5月17日

    夜八時大便。ヘルニア(脱腸)で入院中の近所のTさんから電話来る。退院が近いらしい、よかった。

    2015年5月18日

    CT撮影。タオルで体拭く。

    静岡の友人Iさんに贈っていただいたお茶のお礼電話する。

    患者会会長さんと娘さんがきてくれる。

    友人A君、本の差し入れ、いつもいつもありがたい。

    2015年5月19日

    CTの結果、まだ少し腰椎に膿あるそうだ。コルセットできあがる。

    K病院のN先生が来てくれ、妻の調子が上がってきていると教えてくれる。ただ転院先も考えておくように再度言われる。

    檀家Mさん夫婦が見舞い。夜には旦那さんが小鮎を釣ってから揚げにしてもって来てくれる。小芋や堀川ゴボウなどの煮物も。うまかった。

    子どもたちが、着替えを持って来てくれる。

    2015年5月20日

    コルセットをして車いすで食べ始める。10時大便。

    結集のMさんから永代供養の仕方について電話が来る。檀家Yさんが見舞い。

    2015年5月21日

    9時大便。10時はじめてシャワーに行く。

    子どもたちが来てくれる。

    高野山本山負担金をネットで振り込む。

    2015年5月22日

    MRIを撮る。来週から経口で抗生剤に替えるという。こんなに長く点滴を続けていると、飲み薬になるというのも少々心配。

    パントリーへはじめて自分でお茶を入れに行く。コルセットで少し歩けるようになる。

    2015年5月23日

    11時大便。廊下曲がり角のレストルームまで歩く。

    2015年5月24日

    はじめて売店まで車いすでトマトジュースを買いに行く。

    10時大便。

    文芸社から「田舎坊主の七転八倒」の初校原稿が着く。

    2015年5月25日

    九時大便。

    車いすに座り、原稿の校正作業を始める。

    シャワーに行く。シャンプーすると息苦しくなるのはなぜ?

    点滴は今日まで、また不安。

    gassyo合掌



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    7 mins

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