家族になろう~「子どもの村福岡」の暮らし ~ cover art

家族になろう~「子どもの村福岡」の暮らし ~

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福岡市にある「子どもの村」は、実の親と住めない事情を持つ子供が、住み込みの里親と一緒に暮らしている。実の親にお返しするため育てる里親だが、次第に離れがたい情も湧いて…。里親3人の「子育て」を取材した。 ===番組概要=== 国内での児童虐待の報告は毎年20万件を超え、一般家庭で子供を預かる「里親」を増やすことが急務となっている。そうした、街中にある一般家庭ではなく、里親が集まって住む「村」が福岡にある。「子どもの村福岡」では3人の里親が計11人の子供と暮らしている。里親は個人事業主として村と契約を結び、村内に建てた一軒家にそれぞれ住み込んで子供と暮らす。目標は「返せる時期が来たら、子供を実の親の元に返すこと」だ。 3人の里親は、それぞれキャラクターが違う。実家の助けも借り育てているのは37歳女性の「まっつ」。孫もいる54歳の女性「カンちゃん」は、再びの子育てに挑戦している。唯一の男性、45歳の「田原さん」は、ちょっと子供を甘やかし気味。番組は、三者三様の子育ての様子を伝えていく。 子供に様々な事情があるとは言え、一つ屋根の下で暮らす里親と子供は、次第に離れがたい絆で結ばれていく。実の親が一緒に暮らせる環境が整った時、子供が村を離れる日が来る。村の目標は、「将来の別れ」を約束する。その日を想像し、「カンちゃん」は内心苦悩する。 里親が体調を崩したり、休みを取ったりする場合には、代わって村の専門スタッフがカバーするサポート体制が整っている。その反面、子供の情報を村で共有し合うため、家の中の情報は筒抜けだ。耐えきれず辞めていく里親も過去にはいた。 そして「まっつ」は、特殊な村の暮らしから離れ、町中に家を借りて一般の里親になる決断をした。それはなぜか。村はどう対応するのか。「子どもの村」で暮らす家族を、2年半にわたって追った。 出演:眞邉香代里、松島智子、田原正則、藤本正明、足立慎一 取材・構成・編集:荒木風花・神戸金史 整音・選曲・MA:大場敬一郎 制作:宮岡朋治 ナレーション:橋本由紀 製作・著作:RKB毎日放送
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