ノーベル賞作家 ハン・ガンの世界|横道誠

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2024年にアジア人として初のノーベル文学賞を受賞したハン・ガン。日本では一部のファンにしか知られていなかったが、今日では最も注目を集めている作家といえる。その作品は、小説と詩が入り混じったかのような独特の幻想的な世界が広がる。同時に、韓国の歴史に深く埋め込まれた「傷」を、美しい旋律の中で静かに伝えてくる。現代の詩人ともいえるハン・ガンの作品の魅力を、日本語訳を全て読破した文学研究者、横道誠さんが紹介する。6話分の小タイトルはこちら。

1.ノーベル文学賞とハン・ガン
2.植物に変身するということ
3.人生の破壊と傷つき、そして回復の過程
4. 傷としての韓国
5. すべて詩的になる日まで
6.変身、越境、連帯、対話、そして再生

著者プロフィール
日本の文学者。専門は文学・当事者研究。京都府立大学文学部准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科研究指導認定退学。文学博士(京都大学)。ドイツ文学の研究の傍ら、宗教2世(エホバの証人2世)、発達障害(自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症)などの当事者として、数多くの自助グループを運営している。2021年に処女作『みんな水の中』(医学書院)を発売以降、2024年9月までに22冊の書籍を刊行。©. 横道誠 (P)2025 Moon Creative Lab Inc.

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